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株式投資コラム

放射性物質除染技術が続々登場2012.10.05

福島原発の事故により放射性物質に汚染された土壌などの効率的な除染を行っていくための技術開発が加速しており、次々と成果が出てきている。

最近では前田建設が水を混ぜた汚染物質を加熱、加圧してセシウムが水に溶けやすい状態を作り出し、圧力を解放する際の衝撃で植物の細胞などを砕き、取り込まれていたセシウムを分離してフェロシアン化鉄で回収する技術を開発した。実験では1回の処理で約70%、2〜3回の処理で95%以上のセシウムを除去できることが出来た。セシウムを含む土壌の量を8割以上減らせたということだ。

東洋紡は汚染された土壌や草木などを詰める容器や、作業着に使う放射線遮蔽シートを開発した。従来、容器には鉛やタングステンなどを使用していたが、今回は樹脂を使用したことが大きな特徴で、暑さ6センチにすればガンマ線を50%遮蔽できるということだ。除染作業の本格化により運搬容器や作業着が大量に必要となるが、金属では無く樹脂を使用することで大幅なコストダウンや量産が可能となる。

ユニチカは顔料を使って水中のセシウムを99・9%吸着させる技術を来年中に実用化する方向で研究を進めている。

清水建設もビルの外壁などを1マイクロ以下の細かい粒子の蒸気で洗浄することにより、現在の高圧洗浄機による除染作業に比べて廃水量が100分の1程度で済む技術を開発しており、今後長期にわたる大規模な除染作業に朗報となっている。

先般、東証一部のアタカ大機がゴミ焼却場の焼却灰から発生する物質を洗浄してセシウムを分離除去することによって、体積を1700分の1に減らし、処理した後の灰が埋め立てや土木資材にも再利用できる技術を開発して、株価が急騰した例もある。

一つ一つのニュースによって常に株価に敏感に反応するわけではないが、国難と言える今回の大問題にあたり、日本企業の知恵と技術の総力が結集されて問題解決へのスピードアップが図られていることは忘れてはならない。今後も画期的な技術開発が飛び出して、株価急騰に繋がる例が出てくる可能性がある。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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