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方向・流れが変わった2017.03.10

日経平均は3月1日~2日にかけて急上昇していき、1万9660円台まで値上がりしました。これで1月5日の高値を抜き、昨年来の高値を更新したわけです。今年に入ってから作られていたボックスの形をついに上に放れました。

そこからまたズルズルと下げてしまい、3月7日まで3日続落で高値から3本連続陰線の弱い形で崩れました。しかし週末に一気に日経平均は急上昇して、週足は3本連続陽線となり、昨年11月~12月にかけての7本連続陽線以来の強い形になりました。

3月のFOMCでの利上げ確率が直近で96%まで高まってきています。ドル円の週足チャートを見ると、12月に118円台で円安のピークをつけた後、2月に111円台でダブル底の形を作りました。先週の週足は111円台の円安で陽線つつみ足の形になっており、再び円安進行に向けての動きになっています。さらに円安が進む事を想定しましょう。

これから月末にかけては、3月期末の配当や分割の権利取りの動きなども活発化していくでしょう。しっかりと上昇トレンドを崩さない銘柄、そしてその上昇トレンドの中で良い押し目を入れて来ていると思われる銘柄など、流れについて行くべきだと思います。

逆に見込み違いでおかしな動きになってきたものは、自分なりに定めたロスカットルールを守るようにして、早めに手を引くようにしましょう。早見ももちろんロスカットルールを守りながら対応を進めています。

※こちらのコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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