株高に乗る2017.10.06

日米共に株高傾向になっており、NYダウも今週は過去最高値を更新しました。日経平均は2万700円台まで上昇して今年の最高値を更新しており、2015年6月に付けたアベノミクス相場の最高値2万952円にあと一歩と近づいてきています。

10月22日投票の総選挙で果たして自民党が勝利するかどうかが大きな注目ポイントになっていたわけですが、直近で発表された世論調査を見ると自民党に大変な逆風が吹いているというわけでもなく、その安心感が今週に入ってからの株価急上昇につながったと思われます。

逆にもし勝利するようであれば2005年後半の小泉郵政改革相場の再現になるのではないかという期待感もあります。今後の選挙情勢に関する報道が気になります。いずれにしても株高傾向には逆らう必要はありません。

9月に入ってから個人投資家が売り越しに転じ、外国人投資家が先物で買い越しに転じた場面で日経平均は1万9200円台で底打ちしました。それ以降は個人投資家が売っても売っても日経平均は上昇を続けて新高値になっています。かねてからセミナーでもお話してきたことですが、日本の株式市場においては個人投資家は逆指標であり、外国人投資家の動向が相場の方向性と転換点を作っていきます。早見もEメール会員FAX会員有料情報では日経225レバレッジETF(1570)を持続していただいており、順調に利を伸ばしています。

一方、北朝鮮は10月10日に朝鮮労働党創立記念日を迎えます。それに向けて新たなミサイル発射の可能性もあり、これに関しては注意が必要ですが、これまでもそうであったように今すぐ戦争になるわけでもなく、必要以上に不安視することも無いでしょう。Eメール会員FAX会員有料情報では石川製作所(6208)など防衛関連株も持続していただいています。石川製作所は2700円台の買い指示で、その後4400円台まで大きく上昇して十分に利が乗っている状況です。

じっくり取り組む週刊レポートでは安川電機(6506)と三井倉庫HD(9302)が今週新高値になりました。日経平均やTOPIXがアベノミクス相場の最高値を更新する可能性が大きくなっています。引き続き株高の波に素直に乗っていくようにしましょう。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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