日米共に株高傾向が続いており、NYダウは過去最高値を連日更新しています。日経平均も2万1200円台まで上昇して、2015年6月に付けたアベノミクス相場の最高値2万952円を抜きました。
10月22日投票の総選挙が公示されましたが、最新の世論調査でも自民党の支持率は高止まりしており、一方で小池都知事率いる希望の党は支持率急落で失速しています。総選挙で自民党が勝利する可能性が大きくなってきたように思われ、これがまた株価の先高観に繋がっています。
直近では個人投資家の売り越しが続き、カラ売りも積み上がっていましたので、この買い戻しも株高の原動力と言えます。早見もEメール会員とFAX会員、及び有料情報では日経225レバレッジETF(1570)を持続していただき、株高の流れに乗っています。
朝鮮半島情勢は総選挙が終わった後、11月から12月にかけてアメリカ側から何らかの動きが出てくる可能性があります。本格的な軍事行動は早くても来年に入ってからだと思われますが、今後は一段と北朝鮮問題を意識していかなければなりません。それを横目でにらみつつ、株高傾向には素直に乗るということです。
Eメール会員とFAX会員、及び有料情報では防衛関連の石川製作所(6208)を2700円台で買い推奨して、10月6日に4435円の最高値を付けたその日に4100円台で持ち株半分利食い売りを指示しました。残り半分の株は急落してもびくともしませんので、そのまま持続して今後の緊張の高まりに備えています。
週刊レポートはじっくり取り組んでいますが、今週も大成建設(1801)が新高値になり、三井倉庫HD(9302)も3月以来の高値になりました。アドバンテスト(6857)や大和証券グループ本社(8601)も順調に値上がりしています。
総選挙での自民党勝利を期待して、株高トレンドに乗っていきましょう。
※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。