今年は日経平均が2015年の高値を抜き、アベノミクス相場での最高値を更新しました。また1989年12月末に付けた史上最高値からの下げ幅の半値戻りも突破しました。更に10月相場では戦後の過去最長連騰記録を更新というように、秋相場で非常に大きな変化を次々と見せました。
短期的な上げ下げ、波乱はあっても、これらの歴史的とも言える大きな動きをベースに考えなければなりません。こうした今年の大きな流れが来年に引き継がれていくわけです。
先日発売された早見の『九星気学と干支からみた2018年の大予測』の中で来年の日経平均の上値の目安などについて書いておきましたが、まずは今年のトレンドが引き継がれるという事が大前提です。その上で待ち構えている様々なリスクを織り込んでいくことになります。それによって来年の相場の目安やパターンが決まっていくわけです。
今年はじっくり取り組む週刊レポートはともかく、Eメール会員やFAX会員、有料情報では特に新興市場中心に小型株の短期値幅取りに力を入れて取り組み、それが次々と成果につながりました。
個人投資家も11月に4年ぶりの高水準の株購入を記録しており、特に若い世代の株式投資への積極姿勢が目立っています。20日付の日経新聞で詳しく解説されていますが、こうした若い世代の積極的な株式投資が小型株の強さに結び付いている面も大きいと思います。
日本株の大きな方向性と転換点を決めるのは常に外国人投資家の動向でした。とはいえ新興市場のように個人投資家が趨勢を決めるような場面もあります。2018年も臨機応変、柔軟に投資作戦を進めていくつもりです。
週一回発行の週刊レポートでは相場の急激な流れの変化には速やかに対応することが難しく、個別株の変化についても同様です。そうした変化に速やかに対応することを望む場合はEメール会員やFAX会員への切り替えをお勧めします。また、有料情報も積極的に活用して下さい。
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※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。