2018年は火の年2017.12.29

日経平均はまだ2万2900円台の強力な上値の壁を突破することが出来ていません。

しかしTOPIXは今週に入ってから終値ベースでアベノミクス相場の最高値を更新しており、東証小型株指数やジャスダック平均も最高値を更新というように、相場全体としては弱いわけではありません。小型株を中心に強さを保っており、TOPIXの動きに表れているように中大型株も総じてしっかりしています。後は日経平均が壁を突破して再び上に放れてくるのを待つ場面です。今週は東証一部の売買代金も非常に少なくなり、いわば閑散に売りなしという形になってきました。

2018年は九紫火星の年であり、その文字が示している通り火の星回りですから、今月15日に発売した『九星気学と干支からみた2018年の大予測』の中でも書いておいたように、何かが燃え上がる、燃え広がるという意味になります。それは良くも悪くもということですが、最も警戒されるのは北朝鮮に対するアメリカの軍事攻撃など地政学的リスクです。まさに火の星回りにふさわしい戦火の年になるかもしれません。それがいつどのような形で起こり、どのように展開していくかによって株式市場にも大きな影響を与えるかもしれませんし、逆に思っていた程ではないかもしれません。いずれにしても2018年は朝鮮半島情勢が非常に大きなリスクとして警戒を要します。そのことはしっかり頭に入れておきましょう。

12月のセミナーで今後の株価の見通しについてはお話してあります。『2018年の大予測』の中にも来年の日経平均の上値の目安などを書いておきました。それらを是非参考にして新年を迎えて下さい。

今年も株式市場には大きな変化がありました。来年も的確な相場見通しや推奨銘柄などをお届け出来るように努力して参りたいと思います。引き続きご愛顧賜りますよう宜しくお願い致します。皆様にとって2018年が良い年になりますようお祈り致します。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

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