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株高に火がついた2018.01.12

昨年末の当コラムで、東京株式市場全体としては小型株を中心に強さを保っており、TOPIXも終値ベースで新高値になっているので、あとは日経平均が2万2900円台の強力な上値の壁を突破して上に放れるのを待つ場面だとコメントしておきました。

年が明けて大発会から日経平均は8年ぶりに三日連続の値上がりとなり、大発会は大幅高で一気に2万2900円台を突破して昨年11月の高値も抜き、アベノミクス相場での最高値を更新しました。

大発会から三日連続値上がりは2010年以来8年ぶりですが、戦後17回の例があり、その内14回はその年の日経平均の年足は陽線となっていました。勝率82・3%に達しています。一年の計は大発会一日だけの動きではなく、年初三日間の動きが鍵を握っていますが、今年は好スタートを切りました。

2018年は九紫火星の火の年であり、色々な事柄が燃え上がる、燃え広がるという意味がありますが、日本だけでなくアメリカの株価も過去最高値を更新するなど、世界同時株高の形で株高に火がついてのスタートになりました。

12月15日に発売した早見の『九星気学と干支からみた2018年の大予測』の中で今年の日経平均の上値の目安については具体的に書いておきました。その強気の見方に沿って良い形での展開になっています。日経平均やTOPIXに示されているように中・大型株はもちろん新興市場も強く、1月9日のマザーズの売買代金は昨年7月6日以来半年ぶりの高水準になりました。大型株から小型株まで全面的な強さを見せています。この流れにまずは素直に乗っていくべきです。大発会からの上げピッチが速いことで警戒感から押し目を入れてくる可能性もありますが、それがまた買いのチャンスを提供することになるでしょう。

12月30日のラジオNIKKEI特別番組でただ一つの注目株として取り上げた東証二部の杉村倉庫(9307)は大発会の寄り付き値1489円から12日には1978円まで6日間で32・8%値上がりして、上場来高値を更新しました。この株については会員以外の方々でも利用できる早見の有料情報サービスでフォローのコメントを行なっていますので、是非ご利用下さい。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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