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火の年らしい動き2018.01.19

大発会から日経平均は8年ぶりの3日連続値上がりとなり、アベノミクス相場での最高値を更新しました。その後は一服していましたが、今週は再び新高値となっています。これで終値としては91年11月以来26年2ヵ月ぶりの高値になりました。

また東証一部の時価総額も701兆円を超えて過去最大となりました。直近では円高傾向でドル円は12月の113円台から今週は110円20銭台まで円高が進み、昨年9月以来の水準になっています。しかし株価は下がらず、このように新高値になっています。新興市場も強く、ジャスダック平均は過去最高値を更新しました。

私の推奨銘柄からも強い動きが次々に出て、ヒットが相次いでいます。小型株から中・大型株に至るまで幅広く目配せをして取り組んできました。

また12月15日に発売した早見の『九星気学と干支からみた2018年の大予測』の中では注目株として11銘柄取り上げましたが、今週で既に7銘柄が新高値になっています。

そして12月30日のラジオNIKKEI特別番組でただ一つの注目株として取り上げた東証二部の杉村倉庫(9307)は大発会の寄り付き値1489円から19日の上場来高値3250円までで2.18倍もの値上がり率になっています。このように推奨銘柄からは好調な動きが次々に出ています。

今週は仮想通貨が大暴落を引き起こしました。新規参入して高値を買いにいった投資家がかなりの大損を被ったと思われますが、私は11日にセレス(3696)を2530円台で利食い指示をして、仮想通貨関連株からは既に手を引いていました。セレス(3696)は12月27日の推奨値から11%の値上がり率で利益確定としましたが、仮想通貨の暴落もあり19日には1991円まで一段安になっています。

2018年は火の年ですが、年明けから株高に火がつき、一方で仮想通貨は暴落に火がついて焼け野原の状態になっています。火の年にふさわしい動きが早速1月から出て来ました。引き続き小型から中・大型まで広く目配せをして取り組んでいきます。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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