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不動産株の強さに注目2018.01.26

大発会から8年ぶりの3日連続値上がりという強い形で始まった東京株式市場ですが、今週日経平均は1991年11月以来26年2ヵ月ぶりに2万4000円台に乗せて来ました。TOPIXも新高値で、ジャスダック平均やマザーズ指数に続いて日経平均も新高値です。

アメリカの株価もNYダウ、S&P500指数、ナスダック指数が今週揃って過去最高値を更新しており、株高傾向が続いています。

火の年にふさわしい強い動きが年初から出ていますが、今週もう一つの注目ポイントは不動産株指数が新高値になってきたことです。昨年11月に月足チャートは長い上ヒゲを引いて陰線となり、その後様子を見ていましたが、今月は力強い大きな陽線で2015年12月以来2年1ヵ月ぶりの高値になってきました。不動産株がこのように強くなっているのはデフレから脱却する方向を先取りしているのではないかと期待されます。

私も週刊レポートを始め、Eメール会員FAX会員有料情報では東京建物(8804)を12月に1500円台で買い出動していただきましたが、今週は2015年5月以来の1800円台回復となり、不動産株指数よりもさらに強さを見せています。

ちなみに三井不動産(8801)や三菱地所(8802)はそこまで上げておらず、主要な不動産株の中では東京建物が東急不動産HD(3289)と並び最も強い動きを見せています。ついで住友不動産(8830)が下から追いかけている展開です。月足の一目均衡表では東京建物と住友不動産は雲の上に抜け出してきました。読み通りの動きで、三井不動産や三菱地所ではなく、東京建物に的を絞って取り組んで正解だったと思います。

昨年12月15日に発売した早見の『九星気学と干支からみた2018年の大予測』で注目株として取り上げたレーサム(8890)も発売日の終値1473円から今週は1773円まで2割値上がりしています。

世の中全体にバブル的な空気が漂ってきており、株価の値上がりがゴルフの会員権にも波及し始めており、今年はデフレ脱却に明確な動きが出てくることを期待して見ています。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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