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輝きを失った金相場2015.07.24

早見は10年以上前に金相場が歴史的底値のところから、今こそ金に投資すべきだということで買いをお勧めしたが、一昨年春先に円建て金相場が歴史的最高値をつけたのを見て、全てきれいに利食い売りに回って頂き、長期に渡る金への投資から完全に手を引いた。

その後は目先的な動きはともかく、もはや中長期的には金は投資対象にはならないということで冷ややかに見てきた。直近でアメリカの利上げ問題を背景に、金相場は大きく値を崩し、ドル建てで5年4ヵ月ぶりの安値に転じた。思った通りの展開であり、いくら金に投資していても全く報われない展開になっている。

アベノミクス相場が始まって、もはや金を売り株を買うべきだと言ってきたわけだが、その後の2年間の推移を見ても、金にこだわっていた人と株高に乗って行った人とでは全く違うパフォーマンスの差になっている。

アメリカの利上げは金に限らず商品相場にとっては悪材料であり、通貨の代わりと言える金は全く魅力がない。金を買うくらいなら、積極的に今からでも株を買っていくべきだ。

いまだに金の魔力に取りつかれている人達は目を覚ます必要がある。

※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。

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