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目先反発地合いも通貨は見極めが大切2016.01.15

欧米株の下落が一旦止まったことで、為替市場も反発局面となり、ドル円は11日に116円台まで下げたところが目先底値となって反転しています。原油安はまだ下げ止まりが見えないものの、年初から騰落率の大きかった豪ドル円(▲8%)、NZドル(▲7・5%)はやや自律反発の動きが伺えますが、カナダドル円(▲5・6%)などは反発力が弱いので、反発地合いではどの通貨を選ぶかよく見極めが必要になりますね。60分足にレジスタンスを引いて、乖離率とMACDを合わせて通貨ペアを見ています。ただ、年始からの動きは非常にボラタイルでテクニカルに頼ると一気にロスカットに到達するような地合いでしたから、あくまでも強弱を見極め、注目する通貨を見る1つの材料として参考程度に見るようにしています。

日足で動きが悪いと感じるのが、欧州通貨です。ユーロも弱いですし、ポンドも全く冴えません。トルコのイスタンブールでテロが発生したことも欧州圏には再び地政学的リスクを意識させましたし、ポンドはEU離脱への投票に向けて買い手控えが続いています。ポンド円は、11月の高値から10%以上下げましたので、ショートを手仕舞って利益確定し、スクエアで14日のMPCを待ちたいと思います。政策金利の発表は21時、同日に議事録も公表されます。利上げするするコールはまだ続くのでしょうか?
 
※こちらのコラムは毎週水曜日時点で執筆した会員向けレポートより抜粋・追記しております。

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