選挙イヤー到来2012.01.06

新年明けましておめでとうございます。

2012年がスタートしました。今年は世界中で大きな選挙を控え、政治的な要素が為替市場にも多分に影響を及ぼしそうな年になります。

まずは3月4日のロシア大統領選挙、3月6日の米大統領選のスーパーチューズディが控えています。

ロシア大統領は支持が後退しているとはいえ、プーチン首相の再登場が間違いありませんので殊更相場への影響はないと思われますが、2012年1月から旧ソ連のロシア、ベラルーシ、カザフスタンで統一経済圏がスタートしました。これはプーチン首相が提唱する旧ソ連諸国の経済統合を目指した「ユーラシア経済同盟」の第一歩と言われています。今後、プーチン首相の返り咲きとともに、ロシア及び東欧経済の空気に変化が出てくるかもしれませんので、その意味でのプーチン首相の影響力を見る上で注意は必要ですね。

スーパーチューズディは言わずもがな。

また欧州問題の最大の火種であるギリシャも2月19日に大統領選を迎えます。その辺りはギリシャデフォルト懸念も含めて不安が高まりやすい頃合いですから、ユーロを取り巻く環境には落ち着く間もありません。

しかしながら年末年始の動きをみると、ユーロ売りは進んだものの、オセアニア通貨などは下げ渋りも見られています。バイロン・ウィーンの10サプライズにも豪ドル買いが触れられていましたし、市場は再び買いの目で見てくるのでは?2012年前半は、豪ドルにも再び買いの頃合いが見られそうです。

今年も元気に頑張りましょう!

※こちらのコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

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