臨時コラム

株式市場でかねてより注目されてきた国内でのカジノ解禁問題だが、超党派で国会に提出されたカジノ法案の審議がなかなか進まず、日経新聞によると今国会での成立は難しい情勢になったということだ。

これは与党の公明党がカジノ解禁に慎重姿勢を崩していないのが最大の理由だ。政府も成長戦略等に絡む重要法案の審議を優先しており、カジノ法案については5月中旬以降ようやく審議入りする情勢になっている。

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気象庁は、4月10日に今年の夏エルニーニョ現象が発生する可能性が高いと発表した。南米ペルー沿岸の海面の水温が上昇することによって発生するエルニーニョ現象は、日本では冷夏・暖冬に繋がる可能性が高い気象現象だ。

当レポートの発行には間に合わないが、4月25日に気象庁が7月までの3ヵ月予報を発表する予定で、今年の夏は果たして冷夏になるのかどうか、これから気になるところだ。

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前々回の当コラムで「適度な分散買いをしてリスク回避をするように」と呼びかけ、前回は「むやみやたらに安易なナンピン買いをしないように」と注意した。

一方で、買った株が順調に値上がりしてくるとついやりたくなるのが追撃買い上がりだ。確かにいわゆる利乗せ戦法は、昔から投資の1つのやり方であるが、これは極めてリスクが高い。値上がりしてきたからといって強気になり、更に上値を買い増ししていけば、当然ながら平均買いコストがどんどん上がっていくことになる。

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前回の当コラムでは適度な分散買いをしようと呼び掛けておいた。株式投資にあたっての注意点には、いくつか重要な事柄がある。

ロスカットルールを厳守することも非常に重要だが、見込み違いで株価が値下がりした場合のナンピン買い増しも、余程のことがない限りはしないようにと日頃からお伝えしている。

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株価が大きな調整局面に入った時に個人投資家の間から最も悲鳴があがるのが、特定の株に集中買いをしているケース、しかもそれを信用取引で目一杯買い込んでいるケースだ。

多くの個人投資家は、自分の買った株が値上がりすることだけを前提として、値下がりするリスクを軽く見ている。株式投資は利益が保証されているわけではないので、銘柄や業種、買う時期等の適度な分散をしておかないと見込み違いになった時に身動きがとれなくなるどころか、大変な損失を被ることになりかねない。

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日本取引所は今年からスタートしたJPX日経400指数の先物を大阪市場に上場すると発表した。10月から11月を目途に取引を始める予定だ。

JPX日経400は1月からスタートしたが、従来の日経平均やTOPIXと違い、企業業績を重視するROE(自己資本利益率)や営業利益などから投資魅力が高い企業を組み入れており、東証一部から新興市場まで幅広く採用銘柄がまたがっている。このため、年金基金や海外のファンド等、長期的な観点で投資をするにあたって、新たな指標として活用する動きも着実に広がっている。

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相場全体は売買エネルギーが極めて少ない中で、日経平均は3月7日の高値1万5312円から14日に1万4408円まで値下がりしてきた。こうした中で建設株がしっかりしている。

建設株は昨年9月に最高値を付けた後、大きな調整局面に入っていたが、ここへきて大林組や清水建設が先頭をきって新高値になってきた。また、不動テトラも昨年11月7日の高値205円に対して、今週は194円まで値上がりしてきており、強い動きを見せている。14日も全面大幅安の中で大豊建設がいち早く値上がりしてきた。

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今年に入ってから1月の大きな下げ波乱に続き、2月は上下に激しく揺さぶられる乱高下の形になりました。このため、2月相場では名う手の有名デイトレーダー等も大損を被り、投資資金を大きく減らす例が続出しました。

時にはこのような激しい乱高下があるわけですが、早見の推奨銘柄の場合も1月の大阪講演会で取り上げたアジアグロースキャピタルがその後好調に値上がりして利食って頂きましたが、2月21日に会社側が突然ファイナンスを発表したため株価が大きく下げました。株式投資ではこのようなことが時折個別銘柄や相場全体に起こります。当然ながら利益や値上がりが保証されているわけではなく、いつ何が起こっても不思議ではないのが相場の世界です。

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以前よりお知らせしているように、NTTが来年2月末をもってダイヤルQ2システムを廃止することになった。これに伴い、当社のダイヤルQ2放送「早見雄二郎の特ダネ株式ニュース」も2月末で放送終了となる。

当社では、ダイヤルQ2に代わる新しい電話有料情報サービスを既に開始している。タイトルは同じ「早見雄二郎の特ダネニュース」で、放送内容、放送時間も同じだが、大きな違いは携帯電話やスマートフォンでも聴くことができる点だ。従来のダイヤルQ2放送は、携帯電話やスマートフォンでは利用できなかったので、非常に便利になった。

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昨年も大きな上昇相場の中で5月から6月にかけて相場全体が大きく崩れ、大波乱となった。今年も相場全体の上昇トレンドには変わりはないと見ているが、株価は上げ下げを繰り返すものであり、ある程度値上がりすれば調整局面の値下がりになることは常に考えておかなければならない。

そこで大事になるのは、買った株が見込み違いの値下がりになった時にきちんと早めに損切りをすることだ。多くの投資家は買った株の材料などにこだわりを持つので、値下がりしてもなかなか売ることができず、そのままずるずると更に損失が拡大し長期塩漬けになるパターンが多く見られる。これでは非効率極まりない。

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