横尾寧子のFXのはじめかた

18日に発表された英国の9月CPIを見ると、前年比で+1・0%と、2014年9月以来の高水準に達し、BREXIT以降のポンド安による恩恵が強く表れた結果となった。前月の+0・6%からも大きく回復となり、BOEのブロードベントBOE委員は「インフレ目標の2%を上回る可能性が高い」と今後数年間でさらにインフレが上昇することを示唆しています。
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昨年暮れの12月10日、突如南アのズマ大統領がネネ財務相を解任したことから強まった南アの政治不信ですが、一段と南ア投資に懐疑心を強める雰囲気を強めています。
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3日に発表された9月ISM製造業景況指数が改善したことに加え、クリーブランド連銀総裁、リッチモンド連銀総裁が早期利上げ発言をしたことから、先物市場は12月までの米利上げ確率が61%まで上昇している。
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9月22日のRBNZ会合で現行の政策金利2・00%を据え置いたRBNZですが、声明で追加利下げを明確に示唆したことから、次回会合11月10日の利下げ可能性がかなり強くなっています。
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これまで10年間RBAを率いてきましたスティーブンス総裁が9月18日を持って退任し、後任には副総裁を務めてきたロウ氏が就任しました。ロウ氏はRBA歴30年と経験が長く、RBAのスタンスも良く熟知されている方、これまでのスティーブンス体制を引き継いでいくものと思われますので、特段構える必要はないかと思います。
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金融市場は9月21日の米FOMCに向けて注目を一身に集めていますが、その陰で気になるニュースが続いているのがイギリスです。

6月23日にBREXITが決まって以降、新しい首相の元で全く離脱交渉に向けたスタンスの定まらないイギリスに業を煮やした日本は2日、英政府に対する要望書を提出してちょっとした波紋を起こしています。英国でEUの法律が無効になれば、英国に欧州本部を置く日系企業はその企業を欧州大陸に移す可能性があるというもので、こういった要望や意見は他国の追従があるかもしれないと少し警戒が強まっています。
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6日に発表されたISM非製造業景況指数が事前予想の55・0を大幅に下回って、51・4と低水準に留まりました。前月は55・5でしたから、前月比で見る下落幅は2008年11月以来という大きさになり、数字自体も2010年9月以来の低水準に留まるという悪い結果になったことで、利上げ期待が剥落し、急ピッチで円高・ドル安が進んでいます。6日まで104円台に乗せていたのが、一晩明けて、東京の早朝にもポジション調整によるドル売りが強まり、このコラムを書いている7日午前で、ドル円相場は101円ミドルまで下げています。
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先週末のジャクソンホール会合で、イエレン議長の講演後にインタビュアーの質問に答える形で利上げ実施示唆をにおわせたフィッシャー発言には、「言わされただけでは?」「質問に反応しただけ」と一部冷ややかな見方もありました。
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6月に6円台ミドルまで下げて安値を付け、直近は切り返しの動きになっていた南アフリカランドが、8月23日の夜急落しました。南アフリカ警察の特別組織(Hawks)がゴーダン財務相に出頭命令を出したと伝えられたことが手掛かり材料になっています。市場では、再び財務相交代の懸念が広がり、目先は南アフリカランドが下げやすい地合いになりそうです。
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前回の当コラムで、夏恒例のアノマリー・8月は円高になりやすいと書きました。8月はお盆休みが入ることで、①日本の輸出系企業によるドル売りオーダーが休み明けまで入りっぱなしになる。②米国債の償還と利払い。③ヘッジファンドの45日ルールにあたる。この3点が主な円高要因と言われます。実際にこれらが原因かどうかは定かではなく、夏に円高になりやすい理由として挙げられているという程度ではありますが、このアノマリーは今年も健在で、お盆にかけてドル円相場は円高進行が止まりません。
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