横尾寧子のFXのはじめかた

今週末の日本の3連休を前に、今年2月11日祝日の強烈な円高進行を彷彿とさせる円高が進行しています。16日のFOMCが想定以上のハト派内容となったことで、FOMC発表当日に織り込めきれなかった欧州勢の売りもあったと言われますが、3月17日の午後から夕方にかけてリスクオフの地合いが強まり、午後8時45分頃からドル円相場が急速な円高進行となりました。一時110円66銭まで続落し、今年になって2回つけていた111円割れの水準を下に割り込み、一段とチャート的に悪い形です。
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2010年以降右下がりが続き、昨年は一段と下げが加速した白金価格が、目先底打ちを確認できるしっかりした動きになってきています。今年1月につけた811ドルを最安値に反転し、今週は一時1000ドルに乗せ、昨年10月以来の大台回復です。

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3月の年度末相場に入りました。この年度末は日本企業に限ったことではありますが、ドル円相場は需給に変化が出る月ですし、輸出企業の通期ドル円見通しからかなり遠ざかった円高地合いの修正にも期待が高まります。

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今週末、中国の上海で開催されるG20を前に、各国の牽制コメントやスタンスが見え隠れしてきました。今回は世界中が金融不安に包まれている最中であり、金融・為替政策に対しての具体策を求める声が多くなっています。まずはG20でどのような内容が出て来るかを待つ雰囲気になってきているものの、ここへきて再び原油相場不安定になってきました。

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中国の春節休暇が終わり、今週からアジア勢が市場復帰してきました。ここから気になるのが、中国の経済政策への期待です。3月5日の全人代も含め、どういった行動をしてくるかに期待と不安が強まりますが、2月17日の10時15分に発表された「中国人民元、対ドル中心レート」は1ドル=6・5237元で前日から107pの元安・ドル高水準とされたことで、日本株の上昇幅は収縮しマイ転、ドル円も円高に傾く動きとなりました。

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今週は、中国市場が休場だというスケジュールから、年始からの波乱相場に一服の地合いかと少しだけ期待していたのですが、8日(月)の英米時間から、その期待は浅はかだったと思い知らされる酷い下落基調が続いています。

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週末の注目2016.02.05

日銀のマイナス金利導入決定のインパクトが剥落してきた金融市場は、結局原油価格がすべてを握っているといった状態でしょうか。マイナス金利の決定については、次第に国民全般への影響が勘案されるような発表が出てきています。大手都市銀行は大手法人等に対して、普通預金口座の口座手数料導入を検討しており、個人の定期預金の金利は引き下げが実施される模様。これは他の都市銀、地銀とも倣う可能性が高いですから、円預金から外貨など外へお金を逃がそうという流れがこれからじわじわと出てくるのではないか・・・という見通しもあり、鈍いからとドル円をスウィングで売り叩くのは不安があります。

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1月29日、日銀がマイナス金利導入をサプライズ決定したことで、マーケットの反応に凄まじいものがありました。発表時刻は12時38分でしたが、12時24分に日経電子版で「日銀、マイナス金利導入を議論へ」という報道が流れました。マイナス金利という言葉にかなりインパクトがありましたので、飛ばし記事かと疑う気持ちもありましたが、12時半を回っても日銀から何も出てこないとなると、ちょっともしや・・・と構えて見ていました。

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当コラムを書いている20日の前場、NY原油は時間外で28ドルを割り込み、2003年9月以来の安値水準まで下落してきました。原油はまだまだ下げ止まりが見えず、世界経済の不透明感も増すばかりの地合いです。レベル感ではそろそろ自律反発を期待されてくるところですが、資源国通貨を筆頭にさえない展開が続いています。

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欧米株の下落が一旦止まったことで、為替市場も反発局面となり、ドル円は11日に116円台まで下げたところが目先底値となって反転しています。原油安はまだ下げ止まりが見えないものの、年初から騰落率の大きかった豪ドル円(▲8%)、NZドル(▲7・5%)はやや自律反発の動きが伺えますが、カナダドル円(▲5・6%)などは反発力が弱いので、反発地合いではどの通貨を選ぶかよく見極めが必要になりますね。60分足にレジスタンスを引いて、乖離率とMACDを合わせて通貨ペアを見ています。ただ、年始からの動きは非常にボラタイルでテクニカルに頼ると一気にロスカットに到達するような地合いでしたから、あくまでも強弱を見極め、注目する通貨を見る1つの材料として参考程度に見るようにしています。

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