強い相場2017.11.24

私は10月のセミナーで「10月相場の日経平均月足が陽線で終わる強い形になった場合は、その傾向が基本的に年末年始にかけて引き継がれるが、11月相場は下げ波乱になる可能性がある。しかし、同時にその11月の下げ波乱は年末年始に向けての押し目買いのチャンスを作るだろう」と予告しておきました。

案の定、日経平均は11月9日に2万3380円台まで急上昇して、アベノミクス相場での最高値を付けましたが、そこから一転下げ波乱に見舞われ、16日のザラバ安値2万1970円台まであっという間に1400円以上値下がりする形になりました。25日線と一目均衡表の基準線のところで下げ止まり、持ち直してきています。大きな上昇トレンドは崩れていません。

現状では下げ波乱にはなったものの、今のところ日経平均の月足は今月も陽線になっています。10月と11月が陽線で終わると、12月相場にも更に期待が持てます。

また、新興市場の強さも際立っています。今週ジャスダック平均はいち早くアベノミクス相場での最高値を更新しました。マザーズ指数も11月9日のザラバ高値を抜き、直近の下げ波乱をあっさり埋め戻して一段高になっています。日経平均やTOPIXに比べてその強さがはっきりしています。

私は前回も当コラムで今回の下げ波乱について過度に不安視する必要はなく、ようやく押し目らしい押し目の場面が到来したということで冷静に見ておこうとコメントしておきました。第一部市場から新興市場に至るまで引き続き強気で取り組むべきだと考えます。

12月15日に発売する早見の『九星気学と干支からみた2018年の大予測』の中で、来年の日経平均の見通しについて上値目標を含めて明記してありますので、是非お読みになって下さい。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

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