薄商いの株高2019.02.22

日米共に昨年12月下旬に底打ちして戻り歩調になっていますが、戻りの強さには明らかな違いがあります。NYダウは既に昨年10月の最高値2万6950ドル台から12月の底値2万1710ドル台までの下げ幅に対して、今週は81%を戻しました。これに対して日経平均は昨年10月の最高値から12月の底値までの下げ幅に対してやっと44%戻りです。TOPIXはようやく40%の戻り率ですから、その違いは明らかです。

とはいえ今週は日経平均とTOPIX共に5週線と13週線がゴールデンクロスしており、それなりに変化を見せています。

ただ売買代金が膨らまず、東証一部の売買代金は2月8日の2兆8330億円台から19日には1兆8570億円台まで減少しており、1月22日以来の低水準で、今年2番目の薄商いになってしまいました。短期筋の海外投資家が日本株の先物を買って現物を売るという形になっていますので、指数は上げても売買代金は大きく減少するという、いびつな形になっています。

このような状況ですから、私もEメール会員FAX会員有料情報などでは指数よりも個別株の買いに絞り込んで投資作戦を進めています。既に日経225ダブルインバースETF(1357)は2月12日に売却指示を出して、その後は株価全体が戻ることに対応しています。

セミナーで取り上げた株も12月の東京セミナーと1月の東京セミナーで2回連続買い推奨したチームスピリット(4397)が平均推奨値3740円に対して、今週21日には4780円まで27・8%値上がりして上場来高値を更新しました。

次回2月23日の東京セミナーでお出しする推奨銘柄も楽しみにしていて下さい。引き続き個別株を積極的に攻めていきます。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから追記・抜粋したものになります。

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