トップページ > 株式投資コラム > 相場観 > 2~3月で底打ちのときは4月相場は上昇期待

2~3月で底打ちのときは4月相場は上昇期待2022.04.01

 2月下旬からここまでの1ヵ月間で、早見は重要なことをひとつひとつ指摘してきました。
①2月24日にマザーズ指数が底打ちしたと判断して、2月26日の東京セミナーからマザーズ株への買いを再開。→実際マザーズ指数は2月24日が最安値
②米株も2月24日の突っ込み安値が最悪の局面であり、週足チャートでの長い下ヒゲを守れば大丈夫。→実際NYダウとSP500指数は2月24日の安値を下回らずに、週足の長い下ヒゲを保って底打ち。
③SP500指数は、先々週の週足は始値と終値の間の実体が260ポイントに達する大陽線で、これは2020年3月の大底の時以降の大陽線以来の大きさ。ナスダック指数も先々週の週足チャートは最安値で陽線つつみ足の形になり、これで2月と3月の安値でダブル底の形。
 →実際その後一段高で、NYダウとSP500指数は200日線を突破。
④ウクライナの戦争が始まれば織り込み済みとなり、株価は戦争が終ってから底打ちするのではない。戦争のまっただ中で底打ちする。
 →実際に戦争の真っ最中の2月24日で底打ち。

 
 というように、この一か月の間にお伝えしてきた重要な事柄は、ことごとく的中しています。
 
 2月26日の東京セミナーで買い推奨した4銘柄も全て反対売買の指示を出しましたが、3勝1敗で確定しました。2月下旬から3月は、多くの投資家や市場関係者が弱気になっていた中で、早見は大きなとらえ方で逆張りに重きを置いて銘柄を発掘してきました。それらが次々に花開き、利益をもたらしています。
 
 4月相場は過去10年を見ると日経平均の月足は陽線6回、陰線4回。マザーズ指数も陽線と陰線が5回ずつですから、新年度相場と言っても必ずしも強いと言えるわけではありませんが、逆に弱いとも言えません。同じく過去10年でみると日経平均が今年と同じく3月で底打ちしたのは2018年と20年ですが、いずれも4月から上昇相場に転じました。2月に最安値をつけた2014年と16年は、2月がその年の最安値でした。マザーズ指数も今年は2月と3月のダブル底ですが、2018年と20年は3月底打ちで4月から上昇していきました。
 
 したがって新年度入りだからと言って浮かれるわけにはいきませんが、この10年の例を見ても決して悲観的になる必要はありません。今年も日経平均は3月で今年の最安値になり、マザーズも含めて4月は安く始まってからの上昇に期待したいところです。
 

※このコラムは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋・修正したものになります。

セミナーのお知らせ
セミナーの様子
☓ バナーを閉じる

有料情報「早見雄二郎の特ダネ株式ニュース」 お電話または、インターネットで早見独自の株式投資情報が手に入る有料サービス

電話有料情報(情報料300円)インターネット有料情報(情報料300円)はこちら