早見は3月1日のラジオNIKKEI春の祭りでの講演で、「ナスダック指数は2022年の大きな下げ相場の下げ初めの時と同じ形になってきている」と警告しました。その時のナスダック指数は2月28日の終値が1万8847ポイントでしたが、そこから3月31日の安値まで1993ポイントも下げました。
続いて3月22日の東京セミナーで「米株の上昇は一時的な戻りであり、本当の意味での底打ちではない」という見方をお伝えしました。ナスダック指数は3月11日の安値1万7238から25日の高値まで1043ポイント戻しましたが、4月3日の安値は1万6550ですから底割れとなりましたので、3月の反発は一時的な戻りだと明言した通りになりました。