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逆張りの視点でみたとおりの株価反転だが2025.03.21

 今月に入ってから日米の株価は急落しましたが、早見は既に有料情報や週刊レポートで逆張りの視点での解説をし始めていました。
 
 週足チャートで逆張り指標を見ると、前週末3月14日の時点でナスダック指数の週足RCI(9週)はマイナス78まで低下しました。ここまで下がったのは一昨年10月に底打ちした時のマイナス85以来です。またRSI(14週)も29.4まで低下しましたが、30を下回ったのは2022年10月に底打ちした時の26.2以来です。前回当コーナーで「ナスダック指数の週足チャートでは、2023年3月以来2年ぶりに52週線を下回ってきたものの、冷静に逆張り指標を見ると、そろそろ短期的には逆張りの視点で見ていく状況になってきているのではないかと考えている」ことをお伝えしました。

 案の定NYダウは終値ベースでは13日から19日までで合計1,150ドル以上の急上昇となりました。前回「短期的に逆張りの視点で見ていく状況」と書いたように、これは本当の意味での大底打ちではなく、おそらくこのところの急激な下げに対する短期的な自律反発の動きと思われますが、とにかく皆と一緒になってうろたえて右往左往しているのでは話にならないということで、冷静に逆張り指標を見ていて良かったというわけです。

 日経平均についても、早見は下げ波乱への備えとして有料情報では日経225ダブルインバースETF(1357)を買っていただいていましたが、逆張りの観点で日経平均が反転上昇すると見て、3月13日に推奨値を上回るところで売却指示して、下げ波乱への備えを解除しました。日経平均は.11日が最安値となり、終値ベースでは14日から18日まで3日間で合計1055円急上昇しました。下げ波乱への備えを解除したとたんにこのように日経平均が急上昇しているので、絶妙なタイミング判断でした。

 3月1日のラジオNIKKEI「春のIR祭り」での講演で、日経225レバレッジETF(1570)を例にとり、2月28日時点で日経225レバレッジETFの日足チャートでRSI(14日)が27.3まで低下して30を下回ってきたので、そろそろ逆張りの視点で見る必要があると話しましたが、レバレッジETFは2月28日の終値2万4280円から3月18日の終値は2万5105円に上昇してきています。

 先週は日経225ダブルインバースETFを売却指示して、下げ波乱への備えを解除。同時に有料情報や週刊レポートで川崎重工や三菱重工、ペッパーフードなど次々に買い推奨を行ない、積極的な攻撃に切り替えて、戻り相場に速やかに対応して成果に繋げました。引き続き上昇の波に乗っていきましょう。機動的に対処できる早見の有料情報もぜひ活用してください。(木曜日が祝日のため、今号は3月19日(水)に執筆しています)

※当記事は祝日による発行日変更のため3月19日(水)に執筆した会員向けレポートから抜粋・一部修正したものになります。

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