相場観

 前号でも書いたように、海外の株価は先頭を切って欧州の株価の値上りが目覚ましく、イギリスは2018年5月以来の高値、アジアでも香港が半年ぶりの高値、上海も昨年9月以来の高値になってきました。私は有料情報やラジオ番組などで、欧州の株価の強さが日米の株価の先行指標になる可能性があるので要注目だと指摘してきましたが、欧州株に続いて中国の株価も目覚ましい回復ぶりを見せています。

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 昨年は日経平均の年足が陰線になってしまい、大納会の終値も4年ぶりに前年末を下回りました。日経平均は自民党総裁選が行われた2021年9月につけた3万795円がアベノミクス相場が始まって以降での最高値となったので、まさに岸田体制がスタートした場面が天井ですから、日本株は岸田政治がのしかかっていることがハッキリと分かります。

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 昨年は日経平均の年足が陰線になってしまい、大納会の終値も4年ぶりに前年末を下回りました。日経平均は自民党総裁選が行われた2021年9月につけた3万795円がアベノミクス相場が始まって以降での最高値となったので、まさに岸田体制がスタートした場面が天井ですから、日本株は岸田政治がのしかかっていることがハッキリと分かります。

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 前号では「日銀の奇襲攻撃で景色が変わった」と書きました。先週は日銀が事実上の利上げに踏み切るという奇襲攻撃を行ったため、10月の大規模な円買い介入に続いてトドメの一撃となりました。このため銀行株や保険株など金融セクターの株価が逆に値上がりを強めていき、東証銀行株指数は今週も続伸で2018年2月以来4年10ヵ月ぶりの高値になり、保険株指数も2007年6月以来15年半ぶりの高値になっています。

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 今年は歴史に残る大変なことが起きる年という事で、ウクライナ戦争が始まり、これがきっかけとなって世界的なインフレと金利の上昇に突入しました。さすがにもう年内はこのまま平穏だろうと思っていたのが、今週は日銀が事実上の利上げに踏み切るという、とんでもないクリスマスプレゼントを投げ込む奇襲攻撃を行ったため、誰もが想定外の事態で市場は混乱状態になりました。

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 今週は予想通り米FOMCで利上げ幅が0.75%から0.5%に縮小されました。市場では来年2月に利上げ幅がさらに0.25%に縮小し、3月には利上げが停止されて金利がピークに到達するという見方も出てきていましたが、示されたのは来年5月に利上げ停止という事で、その点の期待はそがれました。

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 今年の東京株式市場の取引は、あと15日ほどと残り少なくなってきました。来週は米FOMCで利上げ幅が0.75%から0.5%に縮小される可能性が大きいとみられますが、米株はFOMCを前に10月からの値上がりに対する反動が出ている形です。

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 いよいよ今年も12月に入りました。今月は米FOMCでは利上げ幅が0.75%から0.5%に縮小されるかどうかが最大の注目ポイントですが、FRBのパウエル議長が11月30日の講演で、早ければ12月から利上げペースを落とすことを示唆したので、30日の米株は急上昇しました。米国のインフレはピークを過ぎたことはハッキリして、住宅価格も下落が進んでいます。ドル円も10月に円安がピークアウトしました。米企業の人員削減ラッシュになっており、米国経済の悪化が大きな注目点になっていたので当然の判断です。

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 米国のインフレはピークを過ぎたことはハッキリして、ドル円も10月に円安がピークアウトしました。さらにこのところは米企業の人員削減ラッシュになっており、これまた米国の景気悪化を示すものであり、金利上昇圧力を和らげるものと言えると前回書きました。

 
 日本株は日経平均とTOPIXは3月につけた今年の最安値を割り込まずに踏み止まっていましたが、直近では特にマザーズ指数が非常に強い動きを見せており、8月と9月に作られていた760ポイント台の上値の壁を突破してブレイクアウトになり、先週は790ポイント台まで上昇して7ヵ月ぶりの高値になりました。日経平均は8月の戻り高値を抜いていないので、マザーズ指数の強さが歴然としています。月足チャートで今月は今年初めて12ヵ月線を突破してきましたが、大きな底打ちの後上げてきて12ヵ月線を突破したのは、前回はコロナ暴落が大底を打った後の2020年5月でした。そこから2020年10月の高値まで大きく上昇していきました。

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 このところは特に米株の中でもNYダウの強さが飛びぬけていることを指摘してきました。NYダウは10月相場で劇的に強い形に変わり底打ちしたわけですが、続いて今度は11月10日の米CPI(消費者物価指数)と15日の米PPI(生産者物価指数)が共に市場予想を大きく下回る弱い数字で、インフレがピークアウトしたことを告げるものであったことから、ナスダック指数が急上昇しました。

 
 CPIとPPIの結果を見れば、もはや米国のインフレはピークを過ぎたことはハッキリしています。したがってFRBによる金利の引き上げはまだ続きますが、利上げの幅は次回12月のFOMCでの0.75%を最後に、年明けからは利上げ幅が縮小される可能性が極めて大きくなりました。株価は実体経済に半年先行して変化していくと昔から言われますが、ドル円も10月に円安がピークアウトしましたので、半年後の来年春には今と全く違う景色になっているでしょう。

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