相場観

 6月13日に始まったイスラエルとイランとの戦争は、ここまでは予想通り何も起こらないままでした。今のところは2020年3月のコロナ暴落や23年3月に米銀が突然破綻した時と同じことになりました。もちろんまだ戦争は終わったわけではないので、突然何かが起きる可能性はあります。ロイター通信によると、ペルシャ湾でイラン軍の艦艇に機雷が積み込まれていることを米側も把握しているとのことで、ホルムズ海峡に不穏な動きがあることは念頭に置いておきましょう。

 6月21日の東京セミナーで、ナスダック指数の強気シグナルを取り上げて、史上最高値を更新する可能性が大きいことを前提にする必要があると話しましたが、今週はついにナスダック指数は半年ぶり、SP500指数は4ヵ月ぶりに史上最高値を更新しました。これもセミナーで話した通りに的中したわけです。

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 6月13日にイスラエルがイランとの戦争を開始した直後、早見は有料情報で「米国の参戦で早期に戦争が終わるか、イランがホルムズ海峡を封鎖するかどうかだが、イランの原油は最大の輸出先が中国であり、ホルムズ海峡封鎖は中国も容認しないだろう。」として、ホルムズ海峡を封鎖することはないという視点でお伝えしました。

 続いて米軍がイランの核開発施設を攻撃したことで、イランがホルムズ海峡を封鎖して石油ショックになるとかブラックマンデーになるとか不安を煽る人々で大騒ぎになりましたが、この時も早見は6月23日(月)の朝寄り付き前の有料情報で、「攻撃された核開発施設からは事前に濃縮ウランが別の場所に移されていた。米国側がそれを知らないはずがない。これは米側も何もしないわけにはいかないという一種のプロレスだ」とコメントしました。

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 前回当コーナーのタイトルは「株価に素直についていくことが大事」としました。昨年12月の早見の東京セミナーで、2025年は「崩れる」がキーワードであり、いつ、どこで、何が崩れてくるか注意が怠れないとお伝えしました。

 しかし同時に申し上げてきたのは、「株価が崩れることに常に注意は怠れないものの、崩れずに上昇トレンドに変わりなければ、素直にそのトレンドについていくことが大事だ」ということでした。したがって早見も4月の暴落を乗り切ってから、上昇トレンドに復帰したのを見て、逆らわずにそのトレンドについていくことを基本に取り組んできました。それが大きな成果につながって早見が取り上げる株からホームランやヒットが次々に出ています。

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 このところ早見が取り上げる株からホームランやヒット連発で、週刊レポート会員への入会申し込みや、東京セミナーの参加や講義録申し込みが次々に寄せられています。

 しかし前回もここで書いたように、言うまでもなく株式投資は利益が保証されているわけではありません。相場が好調な時は儲かって当たり前というような思い込みになりがちですが、それが落とし穴になることも戒めとして常に意識しましょう。

 よくありがちなのは、初めて早見の週刊レポートを読んだ方が、最初の銘柄にドカンといっぺんに資金をつぎ込んで買うということがあります。気持ちは分かりますが、リスクもよく考えて各自の自己責任で資金配分などを行なってください。

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油断は禁物2025.06.06

 このところ早見が取り上げた株では、メタプラネット(3350)が特大ホームランになり、多くの方が短期間で大きな利益を手にすることが出来ましたので、5月24日の東京セミナーでは皆様からの爆益報告が相次ぎました。弊社のレポート会員でも有料情報を併用している方が多いということを前回も書きました。

 週刊レポートで取り上げた株からも、直近ではIHI(7013)が大きく値上がりしています。この株は早見の週刊レポートの「会員にひとこと」のコーナーで取り上げました。それを読んで4月28日の寄付き値1万1075円で買った方がおられるでしょうが、そこから押し目らしい押し目がないまま上がり続け、今週は1万6065円の高値をつけて、35年半ぶりに上場来高値を更新しました。これで4月28日の寄付き値から45%も値上がりしています。この株はメタプラネットとは違い推奨銘柄ではないので、利食いや損切りの指示は出さないので、各自の判断で対処するようにとお伝えしましたが、大和証券がここで目標株価2万円を打ち出したので、さらに思惑が高まっています。カラ売りも巻き込んで株不足になっており、逆日歩もついてカラ売りしている投資家から悲鳴が上がっています。果たしてどこまで行くのかというところです。 続きを読む

 前回も書いたように、早見は昨年11月の東京セミナーから、メタプラネット(3350)など暗号資産関連株を積極的に取り上げて半年間取り組んできました。

 直近でも4月30日に有料情報で、改めてメタプラネットを387円のところで買い推奨しました。そこから今週は1230円まで3.1倍にも上昇して、大変な値上がりを見せています。有料情報を利用してこの株を買った方々も短期間で大きな利益を手にすることが出来ましたので、5月24日の東京セミナーでは皆様からの爆益報告が相次ぎました。

 メタプラネットは、大きな成果を挙げましたが、こうした機動的な売買は週に一度のレポートでは対応が難しいので、弊社のレポート会員でも有料情報を併用している方が多いわけです。

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 前回のタイトルは「そろそろ要注意か」としましたが、日経平均は5月13日の高値3万6855円から今週は3万6873円まで約1,640円下げてきました。米株も今週は米国の財政不安から金利が上昇したこと受けて下げています。日経平均の週足チャートでは今週2週線が下向きに転じましたが、これは4月7日の底打ち以降で初めてです。やはり上昇疲れが出てきたように見受けられ、日米ともに要注意です。
 
 ところで早見は昨年11月の東京セミナーから、メタプラネット(3350)など暗号資産関連株を積極的に取り上げて半年間取り組んできました。昨年11月の東京セミナーで、「ビットコインは発行の上限が決まっていて増えないので奪い合いになる」という見方をお伝えして、「本命はメタプラネットだ」と明言しました。

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 日経平均は4月7日の最安値3万792円から5月13日の高値3万8494円まで、7700円以上戻してきました。4月7日の暴落の日に「短期的に下げ過ぎのところに届いた」と判断したところがドンピシャで的中しました。

 日米ともに株価は4月7日で底打ちして大きく戻してきました。しかし繰り返しコメントしてきたとおり、あくまでも下げ過ぎたところからのテクニカル的な反発であるという見方にも変わりありません。4月19日の早見の東京セミナーで、大きく下げれば当然戻るということで、ナスダック指数を例にとり2022年に大きく下げた相場の時を振り返って解説しておきました。今目の前で起きているのは、まさに2022年の時に見られた形と同じです。

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 GWに入る前に当コーナーでは「下げ過ぎからの戻り局面が続く」と題して書いておきました。実際日経平均は4月25日の終値3万5705円から3万7400円台までさらに一段と上昇して、3月27日以来の高値になりました。4月7日の安値3万792円をつけたその日に早見の有料情報で、「日経平均の逆張り指標で見ると、短期的には下げ過ぎのところに到達した」と明言したわけですが、その4月7日の安値からだと実に6,600円以上も上昇したわけで、短期的に下げ過ぎと判断したところがドンピシャで的中しました。米株もSP500指数は2004年以来の9日連騰という記録になりました。

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 日経平均は昨年12月の高値4万398円から4月7日の安値3万792円まで23%下落しました。しかしその4月7日に早見の有料情報で、「日経平均の逆張り指標で見ると、短期的には下げ過ぎのところに到達した」と明言しました。案の定日経平均は4月7日の最安値3万792円から、今週の高値3万5835円まで戻してきました。短期的に下げ過ぎと判断したところがドンピシャで的中したわけです。米株も4月7日が最安値でした。

 もちろん繰り返しお伝えしてきたように、現状ではあくまでも短期的な下げ過ぎからのテクニカル的な反発であるという見方にも変わりありません。

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