相場観

 早見はコロナ暴落が起きた2020年3月の東京セミナーで、「これは1987年のブラックマンデーと同じで短期間で終息する。世界恐慌になるような下げではない。」と明言しましたが、案の定その3月に株価は総悲観の中でドンピシャリで大底を打ちました。

 1年前の昨年3月には突然米銀が破綻して、リーマンショックの再現になるのではないかとの懸念が市場関係者や投資家の間に広がって株価が急落しました。しかし早見は昨年3月11日(土)に横浜で開催された投資戦略フェア内でのIRセミナーで、「これは春の嵐の突風のような一過性のものだ。リーマンショックの再現にはならない。」と明言しました。その直後の週明けに、まるで早見の話を待っていたかのようにSP500指数など米株はあっさりと底打ちして。ふたたび上昇基調に戻りました。リーマンショックの再現などと言っていた向きは大間違いをしたわけです。

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 1月と2月連続陽線は戦後27回目です。過去26回の例を見ると続く3月相場は26回の内20回は日経平均は月足陽線で、勝率76.9%という高い割合であり、実際今月もここまでで今のところ日経平均の月足は陽線です。

 しかし繰り返しお伝えしてきたように、前年の10月から2月まで今回と同じ陰陽陰陽陽●〇●〇〇のパターンだった時は過去4回ありましたが、それぞれの年の3月相場は4回の内陽線が2回、陰線も2回で引き分けで、信頼度は下がるということを指摘しました。まだ今月はやっと上旬です。これから月末までの間に何が起きるか油断は出来ません。

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 1月に続いて2月の日経平均も月足は陽線〇でした。前回書いたように1月と2月連続陽線は戦後27回目です。過去26回の例を見ると続く3月相場は26回の内20回は日経平均は月足陽線となっていますから、勝率76.9%で、かなり高い割合であり、3月も強いとみるのが自然です。

 しかし前年の10月から2月まで今回と同じ陰陽陰陽陽●〇●〇〇のパターンだったときは1963年、75年、98年、2019年の4回ありましたが、それぞれの年の3月相場は4回の内陽線が2回、陰線も2回で引き分けで、信頼度は下がるということを指摘しました。

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 2月は「節分天井」を警戒する市場関係者や投資家が多かったわけですが、早見は1月の東京セミナーで、昨年10月以降の日経平均月足陰陽の並びから見て、今年に関しては節分天井を気にするのは危険だとハッキリ話しました。

 実際日経平均は1月末の終値3万6286円から2月22日のザラ場高値3万9156円まで2,870円も上昇していますから、節分天井を警戒して売りに回っていた投資家は見込み違いに泣き、節分天井の話をしていた市場関係者は大恥をかいたことになります。

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 前回も書いたように12月と1月の早見の東京セミナーでお話したこと。

①10-12月相場の日経平均の月足が陰陽陰●〇●のパターンになった時は、高確率で年明けの1月の日経平均の月足は陽線〇になる。→ 陽線でした。
② 1月の月足が陽線になり10月から1月までの陰陽の並びが陰陽陰陽●〇●〇になると、高確率で2月の日経平均の月足は陽線〇になる。 → 現時点で陽線です。

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 1月の早見の東京セミナーでお話したことですが、大事なことなので改めて当コーナーでも取り上げます。

 東京株式市場にとって1年の計は大発会の上げ下げではなく、1月相場がどのような動きであったかだと毎年お伝えしています。その1月相場がどうなるかを占うのが前の年の10-12月相場なのです。昨年の10-12月の日経平均の月足の陰陽を見ると、陰陽陰●〇●のパターンでした。戦後振り返るとこのパターンなったのは8回です。ではその8回の時、年が明けて翌年の1月相場の月足はどうだったかというと今年も含めて陽線〇6回、陰線●2回。勝率75%と高くなっています。つまり10-12月が●〇●のパターンになった時は、年明けの1月相場は非常に高い割合で陽線〇になるという流れがハッキリしています。

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 〇半導体に続いて銀行株も狙い通りに値上がり
 〇次回2月の東京セミナーもお楽しみに
 〇西日本の方は2月24日、さくらインベスト大阪セミナーにどうぞ

 昨年12月の東京セミナーでお伝えした「大きな揺れ」がキーワードの2024年は、元旦の大地震から始まりましたが、早くも1ヵ月が経過しました。

 12月の東京セミナーで、2024年の注目セクターを6つご紹介しました。

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 早見は昨年6月の東京セミナーで、日経平均は4万の大台を目指していく方向であると話して、続いて昨年12月の東京セミナーで、日経平均が4万円の大台を目指していく大きな方向性に変わりなく、4万円の手前にある3万6000円~3万7000円の目安をまず達成することが第一の課題だとお話ししました。今週は日経平均が3万6984円まで上昇して、今年の目標水準を早くも達成しました。前回当コーナーのタイトルで「ひと休みの下げは、株高の終わりにあらず」と書いた通りです。

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 早見は昨年6月の東京セミナーで、日経平均は4万の大台を目指していく方向であると話して、続いて昨年12月の東京セミナーで、日経平均が4万円の大台を目指していく大きな方向性に変わりなしということを再確認しました。そのうえで4万円の手前にある3万6000円~3万7000円の目安をまず達成することが第一の課題だとお話ししました。 

 今年は大発会こそ日経平均は急落でしたが、TOPIXは値上がりでスタートして、それ以降はぐんぐんと日経平均とTOPIXが共に上昇していき、バブル崩壊後の最高値を更新しました。そして今週はついに日経平均が3万6239円まで上昇して、今年の目標水準の最低線を早くも達成しました。

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 昨年12月の東京セミナーで、2024年の日経平均の見通しについてお話ししましたが、もちろん基本は強気であり、昨年6月のセミナーで話した日経平均が4万円の大台を目指していく大きな方向性に変わりなしということを再確認しました。そのうえで4万円の手前にある目安をまず達成することが第一の課題だとお話ししました。基本的に昨年6月のセミナーでお伝えした通りです。 

 今年は大発会こそ日経平均は値下がり●で始まりましたが、そこからは2日連続値上がり〇で、年初スタートの3日間の日経平均は●〇〇となりました。これは昨年の年初スタートと全く同じです。

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