早見は最高値での陰線つつみ足での天井打ちや、最安値での陽線つつみ足での底打ちの形を非常に重視している。直近では金のETFであるSPDRゴールド(1326)が、10月21日の上場来高値6万630円で日足チャートが陰線つつみ足になったが、その後今週は5万5110円まで急落してきた。
臨時コラム
助川電気にも出た最高値陰線つつみ足の恐しさ2025.10.31
金相場が12年ぶりの大幅安で崩れた2025.10.24
どこまで行けるか限界までついていくしかないという動きになっていた金相場だが、今週21日にNYの金相場は1日の下落率としては約12年ぶりの大きな下げに見舞われて、ついに行き過ぎた動きにブレーキがかかった。
金の値上がりが止まらない2025.10.17
米株の指標であるSP500指数とナスダック指数は、今月史上最高値をつけてから急落し、これでどちらも週足チャートは最高値で陰線包み足になった。これは大いに注意すべき形で、天井打ちを警戒しなければならない。どちらも7月末に高値をつけた時もやはり当時としての最高値で陰線包み足になったが、この時はすぐに回復して再び新高値となった。
金の値上がりが止まらない2025.10.10
早見の週刊レポートでは、7月下旬に「臨時コラム」で東証に上場している金のETFであるSPDRゴールド(1326)を取り上げたが、その時の4万6120円から今週は5万6650円まで22.8%も値上がりしている。個別株と違い金相場でこれだけの値上りは非常に大きい。だが依然として天井打ちの気配が出ていない。
日経平均の月足は6ヵ月連続陽線2025.10.03
日経平均の月足チャートを見ると、4月の暴落の大底から9月までで6ヵ月連続陽線〇となった。戦後振り返ると4月から9月までの期間で月足が6ヵ月連続陽線〇というのは、1972年と79年の2回しか例がない。次の10月相場は72年が陽線〇だったが79年は陰線●だった。
金、銀の次はプラチナ2025.09.26
早見の週刊レポートの「臨時コラム」で金のETFであるSPDRゴールドシェア(1326)を取り上げたのが7月22日の寄付き値4万6120円だったが、そこから今週は5万1400円まで11.4%値上がり。続いて週刊レポートの「臨時コラム」で純銀ETF(1542)を取り上げたが、これも9月16日の寄付き値1万9600円から17日に2万290円まで値上がりしてきた。
日経平均の月足は珍しい6陽連2025.09.19
前回相場観で書いたが、日経平均の月足チャートを見ると、4月から8月まで5ヵ月連続陽線〇となった。これは戦後4回目。過去3回は全てその年の年足は陽線〇だった。そして今月も現時点で6ヵ月連続陽線〇となっている。このまま確定すると、1972年と79年に続いて戦後3回目。それぞれ10月相場はどうだったか見てみると、72年は10月が陽線〇、79年は陰線●だった。
「貧者の金」銀相場の上昇に注目2025.09.12
金相場の上昇が続いている。このため金を買えない人々が「貧者の金」と言われる銀相場に目を向けている。金が上がれば上がるほど、銀相場の相対的な割安感が目立ってきている。
ドイツ株がサポートライン割れ2025.09.05
ドイツ株の指標であるDAX指数の下げが目立ってきた。週足チャートを見ると6月以降2万4400台から2万4600台で強力な上値の壁を作っていた。今週は金利の上昇を受けて欧州の株価が急落。DAX指数も2万3505まで急落して、8月1日以来の安値に落ち込んだ。
川崎重工の異様な下げ2025.08.29
 早見が取り上げた株ではないが、このところ造船重機セクターの中で川崎重工の株価の下げが異様だ。8月5日に1万1540円の最高値をつけたところから27日の安値9,090円まで、実に16日連続陰線となっている。三菱重工やIHIの株価も下げてはいるが、川重の下げは突出しており、これだけの連続陰線は異例だ。
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