NY市場の銅先物相場は、3月25日に10ヵ月ぶりに史上最高値を更新。26日も続伸した。東証に上場している銅のETF(1693)も、今週7,295円まで急上昇して、今月は月足チャートでMACDがゴールデンクロスしてきた。前回は昨年1月に5,126円でゴールデンクロスして、そこから5月の高値7,900円まで54%値上がりした。
臨時コラム
銅相場が史上最高値更新2025.03.28
金相場の上昇が止まらない2025.03.21
金相場の値上りが続いており、NY市場の金先物相場は、20日に3,043ドルまで上昇して史上最高値を更新した。東証に上場している金のETFであるSPDRゴールド(1326)も、21日に4万1830円まで値上りして、2月13日につけた上場来高値の4万1640円を抜き、週足チャートでは今週2週線と5週線がゴールデンクロスしてきた。
ナスダック指数の逆張り指標を見る2025.03.14
米株の指標であるSP500指数の週足チャートを見ると、2月の史上最高値6,147ポイントから下げに転じて、翌週長い下ヒゲを引いていた。ところが今週の一段安で、この下ヒゲをあっさりと帳消しにしてさらに大きく下げて、1月の安値をも割り込み壊れた形になった。この下ヒゲ全否定というのは早見のセミナーでよく話に出る悪い形だ。
SP500指数が下ヒゲ帳消しで崩れ2025.03.07
米株の指標であるSP500指数の週足チャートを見ると、2月の史上最高値6,147ポイントから下げに転じて、翌週長い下ヒゲを引いていた。ところが今週の一段安で、この下ヒゲをあっさりと帳消しにしてさらに大きく下げて、1月の安値をも割り込み壊れた形になった。この下ヒゲ全否定というのは早見のセミナーでよく話に出る悪い形だ。
日経平均が下に放れた2025.02.28
日経平均のチャートを見ると、今週の急落で昨年10月2日、10月24日、11月28日の安値を結んだ強力な下値サポートラインを割り込んで、ついに下に放れた。月足チャートは1月に長い下ヒゲになっていたが、今月はこれを帳消しにしての下放れなので、より悪い形になっている。
半導体関連株の変化に注目2025.02.21
東証に上場している日本の半導体株ETF(2644)の月足チャートを見ると、日経平均と同じく昨年7月に2,615円で最高値をつけて下げていたが、8月の突っ込み安値1,550円はともかくとして、月末終値では11月末の1,705円が最安値で、その後12月から今月で3本連続陽線の赤三兵の形になり、3ヵ月線と6ヵ月線もゴールデンクロスしてきた。
スタンダード市場が目を見張る強さ2025.02.14
前号ではグロース250指数の強さについて書いたが、新興市場で最も強い株価指数はTSEスタンダードTOP20指数だ。これはスタンダード市場の代表的な20銘柄で構成されるが、今月は1,262ポイント台まで上昇して、史上最高値を更新した。既に12月相場で昨年7月の最高値を抜いて青空相場に突入。日経平均やTOPIXが半年以上経っても昨年7月の最高値を抜くことが出来ないのとは対照的だ。
グロース250指数が一昨年6月以来の変化2025.02.07
日経平均は、昨年7月に4万2426円の史上最高値を付けてから半年経っても高値を抜くことが出来ない。それどころか10月以降は4万200円台~4万300円台で上値の壁を作っている。
これに対してこのところ強さを見せているのがグロース250指数だ。
REITに見直しムードが広がってきた2025.01.31
1月18日の早見の東京セミナーで、東証に上場しているREIT(リート)について強気の話をして、大いに見直すべきであると話した。その後今週はディープシークショックで日経平均が急落した中で、東証REITは逆行高になり、28日にはNTT都市開発投資法人(8956)にTOBのニュースも飛び出して、REITの割安さがさらに見直される空気が広がった。
フジメディアに思惑が高まる2025.01.24
不祥事で大揺れのフジテレビを傘下に置くフジメディア(4676)の株価が1月9日の最安値1,573円台から今週22日には1,989円台まで26%上昇。出来高は16日には168万株だったのが、今週は20日から22日までの3日間で合計1億1800万株以上の大商いをこなす異常事態になっている。空売りも急増してディスクロベースの買い残84万株に対して売り残135万株で株不足になってきた。