東証グロース250指数が5月16日に717ポイントまで上昇して、2月12日の高値693を3ヵ月ぶりに抜き、主要な日本の株価指数の中で先頭を切って今年の最高値を更新した。月足チャートを見ると昨年7月の戻り高値697も抜いて、693~697の強力な上値抵抗ラインを突破して、1年1ヵ月ぶりの700ポイント台回復となった。
臨時コラム
東証グロース指数が1年1ヵ月ぶりの高値2025.05.16
東証リートが大きな基調の変化2025.05.09
東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)の月足チャートを見ると、2021年7月の最高値2,360円からずっと大きな下げ基調が続いていたが、昨年8月の暴落の時の安値が1,752円、12月の安値1,734円台、今年4月の暴落の時の安値が1,751円台というように1,734~1,752円のレベルで大きな下値の抵抗ゾーンが作られて下がらなくなっていた。
下げ過ぎからの戻り局面だが2025.04.25
日米ともに4月7日の暴落の日に早見の有料情報で、「短期的に下げ過ぎのところに到達した」と明言した。案の定今のところその日が最安値で、日米ともに戻り局面に入っている。
しかしナスダック指数の月足チャートを見ると、今月は3本連続陰線で下げてきており、なおかつ3ヵ月線と12ヵ月線がデッドクロスしてきた。
無気味なTOPIXの月足4本連続陰線2025.04.18
早見の有料情報でも繰り返しお伝えしてきたが、TOPIXの月足チャートを見ると現時点で1月から今月で4本連続陰線となっている。まだ月末まで日数があるので確定ではないが、もしこのまま今月4本連続陰線で確定すると、アベノミクス相場が始まって以降で初めてのことになる。
下値が堅くなっているREITの魅力2025.04.11
日経平均は一昨年10月以来の安値に落ち込み、TOPIXも昨年8月以来の安値になった。それに対して相対的に堅調なのが日本のREITだ。東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)は、確かに直近で株価に連動して下げたものの、水準としては昨年12月以来のところまで下げて止まり、その後切り返している。
日経平均は2年ぶりの悪い形2025.04.04
日経平均の月足チャートを見ると、3月末の終値で24ヵ月線を下回った。月末終値で24ヵ月線を下回ったのは2023年2月以来2年1ヵ月ぶり。続いて今月は3ヵ月線と24ヵ月線がデッドクロスしてきた。まだ月初なので未確定だが、今月このままデッドクロスが確定すると2023年4月にゴールデンクロスして以来の変化となる。
銅相場が史上最高値更新2025.03.28
NY市場の銅先物相場は、3月25日に10ヵ月ぶりに史上最高値を更新。26日も続伸した。東証に上場している銅のETF(1693)も、今週7,295円まで急上昇して、今月は月足チャートでMACDがゴールデンクロスしてきた。前回は昨年1月に5,126円でゴールデンクロスして、そこから5月の高値7,900円まで54%値上がりした。
金相場の上昇が止まらない2025.03.21
金相場の値上りが続いており、NY市場の金先物相場は、20日に3,043ドルまで上昇して史上最高値を更新した。東証に上場している金のETFであるSPDRゴールド(1326)も、21日に4万1830円まで値上りして、2月13日につけた上場来高値の4万1640円を抜き、週足チャートでは今週2週線と5週線がゴールデンクロスしてきた。
ナスダック指数の逆張り指標を見る2025.03.14
米株の指標であるSP500指数の週足チャートを見ると、2月の史上最高値6,147ポイントから下げに転じて、翌週長い下ヒゲを引いていた。ところが今週の一段安で、この下ヒゲをあっさりと帳消しにしてさらに大きく下げて、1月の安値をも割り込み壊れた形になった。この下ヒゲ全否定というのは早見のセミナーでよく話に出る悪い形だ。
SP500指数が下ヒゲ帳消しで崩れ2025.03.07
米株の指標であるSP500指数の週足チャートを見ると、2月の史上最高値6,147ポイントから下げに転じて、翌週長い下ヒゲを引いていた。ところが今週の一段安で、この下ヒゲをあっさりと帳消しにしてさらに大きく下げて、1月の安値をも割り込み壊れた形になった。この下ヒゲ全否定というのは早見のセミナーでよく話に出る悪い形だ。