早見の週刊レポートで買い推奨した暗号資産関連株のセレス(3696)は、レポートで取り上げた時の3,260円から、12月16日の高値3,875円まで18.8%値上りのヒットになった。そこから下げていたが、今週23日の安値3,070円で下げ止まり3,665円まで切り返して、直近の下げ幅の73%を戻した。日足チャートでは23日の安値で陽線包み足の形になっており、短期的な調整が完了したことを示唆している。
臨時コラム
また動き出したセレス2024.12.27
メタプラネットが大ホームラン2024.12.20
11月16日の東京セミナーで、推奨銘柄とは別に注目株に取り上げたメタプラネット(3350)は、同時に早見の週刊レポートの「テクニカル変化に注目」のコーナーでも取り上げたので、それらを受けて11月18日の寄付き値1,990円で買った方がおられると思う。今週は4,270円まで上昇したので、これで11月18日の寄付き値から2.14倍に値上りという大ホームランになった。
香港株が基調変化2024.12.13
今週は中国が金融政策を適度な緩和に切り替えることが明らかになったため、中国の株価が急上昇した。香港株式市場のハンセン指数も10月の高値から調整安が続いていたが、11月26日の安値で下げ止まり、今週は日足チャートの一目均衡表で10月の高値以降で初めて基準線を突破。10月の高値と11月の戻り高値を結んだ右下がりの上値抵抗ラインも突破した。
TOPIXが上値抵抗ライン突破2024.12.06
日経平均の日足チャートでは10月15日に4万257円の戻り高値でアイランドリバーサルの悪い形になった後、11月25日にもアイランドリバーサルの形で戻り高値になった。しかし今週はまず11月25日のアイランドリバーサルの形を解消した。同時に今週は日経平均よりもTOPIXが強い形を見せており、7月の最高値と11月の戻り高値を結んだ右下がりの上値抵抗ラインを突破してブレイクアウトしてきた。
日経平均がまたアイランドリバーサル2024.11.29
日経平均の日足チャートを見ると、10月15日に4万257円の戻り高値でアイランドリバーサルの悪い形になった。その後これを解消できないまま現在に至るまで調整局面が続いている。今週も25日にまたアイランドリバーサルの形で戻り高値になった。10月、11月とアイランドリバーサルの形を連発して、なおかつ7月の史上最高値から10月、11月と高値が切り下がってきているので、非常に良くない形だ。
三菱商事の月足チャートが大注目2024.11.22
三菱商事の株価は5月の最高値3,775円から8月の最安値2,398円台まで下げていた。月足チャートを見ると8月は極めて長い下ヒゲを引いていたが、9月以降その下ヒゲの中でまたズルズルと下げてきている。これは良いことではない。
金相場一段安の可能性に注意2024.11.15
トランプ氏が米大統領選で勝利したのを境に、市場では金を売ってビットコインなど暗号通貨を買う動きが強まっており、今週もビットコインは一段高で史上最高値を更新した。
一方、東証に上場している金のETFであるSPDRゴールド(1326)は、10月31日の最高値3万9610円から11月14日の安値3万6800円まで1週間で7%下げて25日線を下回ってきた。
銀行株が強烈出直り2024.11.08
東証銀行株指数は、7月の最高値368台から8月の安値259台まで下げていたが、今週は358台まで大きく上昇してきた。これで7月の高値からの下げ幅の9割を戻した。今週は週足チャートのMACDがゴールデンクロスしており、これも7月の高値以降で初めてだ。
インド株は4年ぶりの不穏な形2024.11.01
インド株の指標であるムンバイ指数は、9月27日の最高値8万5978ポイントから10月31日の安値7万9287まで7.8%下げた。週足チャートでは最高値から先週まで4本連続陰線だった。これは昨年7月から8月にかけての調整局面以来で、この時の下落率は4%で止まっていた。前々回は2020年2月から3月にかけてのコロナ暴落の時であり、下落率で見れば4年ぶりの大きさでの週足4本連続陰線で下げている。今週は10日線と100日線がデッドクロスしたが、これも昨年10月の安値から1年ぶりのこと。
TOPIXの月足が4カ月連続陰線になるか2024.10.25
TOPIXの月足チャートは、10月23日時点で7月の最高値から4ヵ月連続陰線となっている。このまま確定すると最高値からの最初の4ヵ月連続陰線としては、2007年11月から2008年3月にかけての5ヵ月連続陰線以来となる。前回はそこから6月まで反発に転じたあと、2008年10月にかけてリーマンショックの大暴落になった。果たして10月相場が4ヵ月連続陰線で終わるか回避できるか要注目だ。