臨時コラム

 東証に上場しているWTI原油ETF(1671)の週足チャートを見ると、7月の最高値3645円からずっと下げ続けていたが、9月に2,585円の最安値をつけて、今週は3,070まで戻してきている。今週は2週線と5週線がゴールデンクロスしてきたが、これは7月の最高値以降で初めてだ。

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 東証に上場しているグローバルⅩ半導体株ETF(2243)の日足チャートを見ると、8月5日の最安値1,407円と9月9日のダメ押し安値1,546円を結んだ右上がりのサポートラインが作られている。一方高値は8月20日の1,861円と9月3日の1,810円を結んだから右下がりの上値抵抗ラインが作られていたが、今週はこの上値抵抗ラインを上に突破して三角もち合い上放れの形になった。

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 今週は米株ではNYダウが先頭を切って史上最高値を更新した。米株の実勢を示すSP500指数は終値ベースで7月16日の史上最高値5,667と8月30日の戻り高値5,648でダブル天井の形になっていたが、今週は19日の終値5,713まで上昇してきた。

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 前回当コーナーで、日経平均の週足チャートでは先週9月2日(月)の戻り高値3万9080円で陰線包み足の不吉な形になってしまったことを指摘した。月足チャートでは7月に史上最高値で陰線包み足の天井打ちの形になっていたが、今月は月足のMACDもデッドクロスしてきた。

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 日経平均の月足チャートは、7月に4万2426円の史上最高値をつけて陰線包み足で天井打ちの形になったが、8月は暴落からの強烈な切り返しで、逆に一転極めて長い下ヒゲを引いた。
 
 ところが今週は9月2日(月)の戻り高値3万9080円から4日の安値3万6879円まで急降下したため、今週の週足チャートは戻り高値で陰線包み足の不吉な形になってしまった。

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 日経平均の月足チャートは、7月に4万2426円の史上最高値をつけて陰線包み足で天井打ちの形になった。そして8月5日の暴落で3万1156円まで突っ込んだので、「高値での陰線包み足は天井打ちを示す」のセオリーどおりとなった。 

 しかし8月の月足は一転して極めて長い下ヒゲを引いている。実に荒い動きだ。ひとまず7月の最高値での陰線包み足が天井打ちの形であったことは、8月の暴落で証明された。

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 米株の基準であるSP500指数は、8月5日に底打ちした後に昨年11月以来の8日連騰を記録した。前回は昨年10月の底打ち直後の8日連騰が新たな上昇相場のスタートを告げた。週足チャートでは先週末で2週線と5週線がゴールデンクロスしたが、昨年11月にゴールデンクロスした後も一段と上昇していった。

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 三菱重工(7011)の日足チャートを見ると、8月5日の最安値1,250円から13日まで6日連続陽線で立ち上がってきた。これは昨年12月18日の安値745円台で底打ちした日から6日連続陽線で立ち上がった時以来で、前回はそこから今年7月の最高値2,087円まで2.8倍に値上がりした。

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 東証に上場している金のETFであるSPDRゴールド(1326)が、7月17日の最高値3万6430円から8月7日に3万1830円まで下げて、週足チャートでは26週線を割り込んできた。2021年3月以降3年半近くの上昇相場を振り返ると、26週線を割り込んできた場面は毎回絶好の押し目買いのチャンスになっていた。

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 伊勢化学(4107)は6月12日に3万7150円のところで有料情報で利食い売りを指示したが、その2日後に4万500円で天井打ちして大暴落した。しかし7月27日の東京セミナーで再び注目株に取り上げて、30日に有料情報で1万9340円のところで推奨銘柄に格上げ買い推奨した。

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