東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)の月足チャートを見ると、2021年7月の最高値2,360円からずっと大きな下げ基調が続いていたが、昨年8月の暴落の時の安値が1,752円、12月の安値1,734円台、今年4月の暴落の時の安値が1,751円台というように1,734~1,752円のレベルで大きな下値の抵抗ゾーンが作られて下がらなくなっていた。
そして今月は1,907円まで上昇してきたので、月足チャートでは2021年の最高値と、その後の戻り高値を結んだ右下がりの強力な上値抵抗ラインをついに突破した。割安さが目立つJ-REITの見直しを進める価値がある。
※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋ものになります。