臨時コラム

 米株は既にNYダウが史上最高値を更新したが、小型株の指標であるラッセル指数は最も出遅れていた。しかし今週19日に2,024まで急上昇してきた。月足チャートを見ると今年2月の高値2,007、7月の高値2,003で強力な上値の抵抗ラインが作られていた。

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 銀行株の中でいち早く新高値になってきた銘柄がいくつかある。その中でチャート的に非常に強いのが旧京都銀行の京都FG(5844)だ。週足チャートを見ると、先々週と先週2週連続で極めて長い上ヒゲを引いていたが、今週の新高値でその2本の上ヒゲを一気にクリアして、上ヒゲ全否定の強いチャートの形になった。

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 東京電力の株価が、柏崎刈羽原発の再稼働期待で今週急上昇した。週足チャートを見ると、9月に付けた今年の最高値725円と11月の戻り高値698円台を結んだ右下がりの上値抵抗ラインが作られていたが、今週の急上昇で、この抵抗ラインを突破してブレイクアウトの形になった。

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 スタンダード指数は今週1162まで上昇して、9月の高値1156を抜いて新高値になった。週足チャートでは今週5週線と13週線がゴールデンクロスしてきたが、前回は2月に1022でゴールデンクロスして、そこから9月の高値1156まで上昇していった。また週足チャートは先週までで5本連続陽線だが、これだけ陽線を積み重ねたのは昨年4月にスタンダード市場がスタートして以降で初めてだ。

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 早見は11月4日さくらインベスト大阪セミナーで「グロース市場も10月で底打ちして、大型株から小型株まで幅広く上がる相場になる」という話をしておいたが、今月は日経平均がぐんと上昇して33年ぶりの高値を更新。グロース250指数も20日に50日線を突破した。

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 今週は日経平均がぐんと上昇して、16日に3万3614円まで値上がりしてきた。9月15日につけた3万3634円以来2ヵ月ぶりの高値だが、この結果6月につけた今年の最高値=バブル崩壊後の最高値である3万3772円にあと158円と近づいており、5ヵ月ぶりに新高値となる可能性が大きくなってきた。

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 米株の実勢を示すSP500指数の月足チャートで、10月末に12ヵ月線と24ヵ月線がゴールデンクロスした。これは前回2016年8月末に2,170でゴールデンクロスして以来だが、前回はそこから昨年1月の史上最高値4,818まで2.2倍に値上がりした。

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 日経平均の週足チャートで、先々週に5週線と26週線がデッドクロスしていた。教科書通りならデッドクロスは売りシグナルだが、そうはいかないのが相場の実戦の世界だ。前回は昨年12月末大納会でデッドクロスしたが、年が明けて1月大発会の週に底打ち。前々回は昨年10月初めにデッドクロスして、その週に底打ち。過去1年間で2回のデッドクロスはすべて逆張りで買いシグナルの形になっていた。

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 SP500指数の週足チャートを見ると、昨年10月の最安値と今年3月の安値を結んだ右上がりの大きな下値サポートラインが作られていたが、今週これを下に割り込んできた。同時に200日線も割り込んだが、これは3月以来7か月ぶりだ。

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 早見の週刊レポートでは先週末に半導体製造装置の関連株であるレーザーテック(6920)を買い推奨したが、推奨値である今週月曜日の寄付き値2万6160円から翌日すぐに2万8030円まで値上がりして、狙い通り今年の最高値を更新した。

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