臨時コラム

 当コーナーではTOPIXバリュー株指数が既に5年ぶりに新高値になったことを指摘したが、続いて東証小型株指数が一昨年9月以来の高値になった。日経平均だけ見て相場を考えても全く意味がないと書いてきたが、今週は更にTOPIXも一昨年11月以来の高値になってきた。

続きを読む

 前回は当コーナーでTOPIXバリュー株指数が5年ぶりに新高値になったことを指摘したが、続いて今週も東証小型株指数が昨年11月の高値を抜いて、一昨年11月以来の高値になった。日経平均だけ見て相場を考えても全く意味がない現実がここにも示されている。

続きを読む

 日経平均ばかり見ていると日本株の動きが悪いように見えてイライラしてくるだろう。しかし中身をよく見ると日本株は見かけほど弱いわけではないことが分かる。例えば日経平均やTOPIXは昨年11月の戻り高値すら抜いていないが、日本を代表する時価総額や流動性でトップレベルの株だけを集めたTOPIXコア30指数は、2月10日に994まで上昇して、ひと足先に昨年1月以来の高値になった。 続きを読む

 1月の東京セミナーで買い推奨したセガサミーが、セミナー直後の1月23日の寄り付き値2,024円から今週2,365円まで16.8%値上がりのヒットになった。これで昨年5月の最高値2,445円から11月の最安値1,730円までの下げ幅の88%を戻したので、5月の高値を抜く可能性が大きくなってきた。
続きを読む

  ナスダック指数の週足チャートを見ると、12月の安値から6本連続陽線で立ち上がってきている。これはもちろん一昨年11月に史上最高値をつけて以降で最多の連続陽線だ。ナスダック指数は昨年10月と12月でダブル底の形になったが、底値からの週足6本連続陽線というのは2019年10月からの7本連続陽線以来だ。前回は6本目の週末値8,540から2020年2月の高値9,838まで15.2%上昇していった。
続きを読む

 マザーズ指数の週足チャートを見ると、今週は5週線と26週線がゴールデンクロスしてきた。前回は昨年7月に730のところでゴールデンクロスして、そこから12月の高値813まで11.3%値上がりの上昇トレンドが続いた。今回半年ぶりにそのゴールデンクロスがまた実現してきた。
続きを読む

 米株の実勢を示すSP500指数の週足チャートを見ると、昨年1月の史上高値とその後の戻り高値を結んだ右下がりの大きな上値抵抗ラインが作られていたが、ついにこれを上に突破してブレイクアウトの形になった。米小型株の指標であるラッセル指数の週足チャートでは、すでにひと足先に先々週右下がりの大きな上値抵抗ラインを上に突破してブレイクアウトしていた。
続きを読む

 上海総合指数の週足チャートを見ると、一昨年12月の高値3,708と昨年7月の高値3,424、そして12月の高値3,226を結んだ右下がりの大きな上値抵抗ラインが作られていた。しかし今週3,251まで上昇してきたことにより、この抵抗ラインを上に突破してブレイクアウトの形になった。
続きを読む

 マザーズ指数の日足チャートを見ると、直近では12月1日の高値813から下げていたが、クリスマスのところからは下値を固める形になっていたのが分かる。そして12月29日と1月6日に底値水準で陽線包み足の形が連発で出現した。11日には75日線も突破してきた。これで短期的な調整局面が終ったとみられる。
続きを読む

☓ バナーを閉じる

有料情報「早見雄二郎の特ダネ株式ニュース」 お電話または、インターネットで早見独自の株式投資情報が手に入る有料サービス

電話有料情報(情報料300円)インターネット有料情報(情報料300円)はこちら