臨時コラム

 

 先週の相場全体の下げ波乱の中から復活の動きになってきたのが半導体関連株だ。既に早見の週刊レポートでは先々週末に発行した号で、プライム市場の半導体関連株を買い推奨して、今週も一段高になってきた。

 韓国のサムスン電子が今週決算発表をしたが、主力の半導体メモリーの価格が下げ止まり、7―9月の営業利益は4―6月に比べて3.6倍の大幅増益になったが、半導体市況回復の背景にある大きな要因が、生成AIの普及によるデータセンター向けの需要増加だ。先々週末の週刊レポートで買い推奨した株も、まさにそれが大きな注目ポイントであった。

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 既に当コーナーで指摘したように、米株の実勢を示すSP500指数の月足チャートを見ると、8月の長い下ヒゲを9月に帳消しにして8月の安値を割り込み、早見がセミナーでよく話す「下ヒゲ全否定」の悪いチャートの形になってしまった。

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 米株の実勢を示すSP500指数の月足チャートを見ると、8月に長い下ヒゲを引いていたが、今月は先週8月の安値を割り込んで底割れとなったので、これで8月の下ヒゲは帳消しになり、早見がセミナーでよく話す「下ヒゲ全否定」の悪いチャートの形になってしまった。その後今週に入ってからナスダック指数も8月の安値を割り込んで、同じく月足チャートでは8月の下ヒゲを帳消にしてしまった。

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 この株は8月19日の東京セミナーで、推奨銘柄とは別に注目株として取り上げた。セミナーに参加出来ず講義録を申し込んだ方にも当日の夕方に推奨銘柄と一緒に速報でお伝えしたので、それを受けて8月21日の寄り付き値1079円50銭で買った方がおられると思う。その後押し目らしい押し目が無く一本調子の上昇基調を見せて、今週は1,275円の高値をつけて新高値となり、セミナーで取り上げたところから18.1%の値上がり率になった。

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 この株は先週末9月9日の東京セミナーで、インバウンドだけでなく含み資産株として買い推奨した。それを受けて週明け11日の寄り付き値8,444円で買った方が多いはずだが、その後15日に8,949円迄値上りして新高値となった。これで11日の寄り付き値から3日目で早くも505円の値上がり幅で含み益を伸ばしていただいている。

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 この株は先週末に発行した早見の週刊レポートで、インド関連株の代表として買い推奨したが、推奨値である今週月曜日の寄り付き値5,800円から早くも6,054円まで値上がりして、2018年10月以来5年ぶりの高値になった。インドは経済成長目覚ましく、人口も今年は中国を抜いて世界第3位になる見込みだ。それなのに1世帯当たりの乗用車保有率は中国の40%に対してインドはたったの8.5%にすぎないので、インドで乗用車販売シェア40%に達するトップ企業のスズキの伸びしろは大きいとみられる。

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 日経平均は、6月16日につけたザラ場での今年の最高値3万3772円から、8月18日の安値3万1275円まで下げたが、今週は3万2557円まで戻して、6月高値からの下げ幅の51%を戻した。

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 東証銀行株指数の週足チャートを見ると、直近7月末の最高値243ポイント台から下げてきてはいるものの上昇トレンドは全く壊れていない。3月の底値からの5週線に沿った綺麗な値上がりがいったん止まったという程度の形で、月足チャートでも今月は長い下ヒゲを引いている。

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 バフェット氏が日本の総合商社株に強気ということで、6月相場で総合商社株は軒並み最高値をつけたが、それ以降冴えない展開になっている。7月に先頭を切って25日線を下回っていたのが三井物産だったが、今週は三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅が揃って50日線も下回ってきた。双日と住友商事は既に50日線を下回っていたので、総合商社株が総崩れの気配になってきている。

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 周知のとおり三菱重工は防衛、原子力、脱炭素など多くの分野にまたがる企業であり、特に防衛と原子力はこの会社の歴史とともにある2大柱だ。
 
 先日発表された今期第1四半期決算では、税引き前利益が757億円、前年同期比2.12倍の大幅増益となった。今期の予想一株当たり利益は565円だが、大和証券では654円の強気予想を出し、来期は744円にさらに増えると予想している。

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