先週の相場全体の下げ波乱の中から復活の動きになってきたのが半導体関連株だ。既に早見の週刊レポートでは先々週末に発行した号で、プライム市場の半導体関連株を買い推奨して、今週も一段高になってきた。
韓国のサムスン電子が今週決算発表をしたが、主力の半導体メモリーの価格が下げ止まり、7―9月の営業利益は4―6月に比べて3.6倍の大幅増益になったが、半導体市況回復の背景にある大きな要因が、生成AIの普及によるデータセンター向けの需要増加だ。先々週末の週刊レポートで買い推奨した株も、まさにそれが大きな注目ポイントであった。