既に当コーナーで指摘したように、米株の実勢を示すSP500指数の月足チャートを見ると、8月の長い下ヒゲを9月に帳消しにして8月の安値を割り込み、早見がセミナーでよく話す「下ヒゲ全否定」の悪いチャートの形になってしまった。
その後今週に入ってから更に一段安で、週足チャートでは昨年10月の最安値と今年3月の安値を結んだ右上がりの大きなサポートラインを、ついに1年ぶりに割り込んでしまい、チャートが崩壊した形になっている。今年7月の最高値から明確な右下がりの逆N字型の下げパターンになっており、戻り売りを交えながら今後のさらなる下落に充分に注意が必要だ。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。