臨時コラム

 前回の当コーナーでは、グロース250指数の強さについて書いたが、東証小型株指数も6月11日の終値4,702ポイントで、昨年7月17日につけた終値としての最高値である4,701を上回り、終値ベースで11ヵ月ぶりにバブル崩壊後の最高値を更新した。

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 5月24日の早見の東京セミナーで、「日本株の主要な指数の中で、チャート的に最も良い形になっているのはグロース250指数だ」と話したが、セミナー前日の5月23日の終値712ポイントから今週は771ポイントまで一段と上昇して、昨年3月以来の高値になった。月足チャートでは今月3ヵ月線と36ヵ月線がゴールデンクロスしてきた。

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 東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)の月足チャートをみると、2021年の最高値2,360円から長期下げトレンドになっていたが、昨年8月の安値1,752円、12月の安値1734円50銭、今年4月の安値1751円50銭というように1,734円台~1,752円で下値を固めて、いずれも月足は長い下ヒゲを引いていた。

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 日米の債券相場が下げ続けて、金利の上昇が止まらない。日本の長期金利は指標である10年国債の利回りが1.55%に上昇しているが、これは3月28日以来のレベル。それよりもさらに目立つのは超長期金利の30年国債の利回りで、こちらは今週3.14%台に上昇した。これは発行が始まった2000年につけた3.03%を上回って過去最高となった。

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 東証グロース250指数が5月16日に717ポイントまで上昇して、2月12日の高値693を3ヵ月ぶりに抜き、主要な日本の株価指数の中で先頭を切って今年の最高値を更新した。月足チャートを見ると昨年7月の戻り高値697も抜いて、693~697の強力な上値抵抗ラインを突破して、1年1ヵ月ぶりの700ポイント台回復となった。

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 東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)の月足チャートを見ると、2021年7月の最高値2,360円からずっと大きな下げ基調が続いていたが、昨年8月の暴落の時の安値が1,752円、12月の安値1,734円台、今年4月の暴落の時の安値が1,751円台というように1,734~1,752円のレベルで大きな下値の抵抗ゾーンが作られて下がらなくなっていた。

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 日米ともに4月7日の暴落の日に早見の有料情報で、「短期的に下げ過ぎのところに到達した」と明言した。案の定今のところその日が最安値で、日米ともに戻り局面に入っている。

 しかしナスダック指数の月足チャートを見ると、今月は3本連続陰線で下げてきており、なおかつ3ヵ月線と12ヵ月線がデッドクロスしてきた。

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 早見の有料情報でも繰り返しお伝えしてきたが、TOPIXの月足チャートを見ると現時点で1月から今月で4本連続陰線となっている。まだ月末まで日数があるので確定ではないが、もしこのまま今月4本連続陰線で確定すると、アベノミクス相場が始まって以降で初めてのことになる。

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 日経平均は一昨年10月以来の安値に落ち込み、TOPIXも昨年8月以来の安値になった。それに対して相対的に堅調なのが日本のREITだ。東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)は、確かに直近で株価に連動して下げたものの、水準としては昨年12月以来のところまで下げて止まり、その後切り返している。

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 日経平均の月足チャートを見ると、3月末の終値で24ヵ月線を下回った。月末終値で24ヵ月線を下回ったのは2023年2月以来2年1ヵ月ぶり。続いて今月は3ヵ月線と24ヵ月線がデッドクロスしてきた。まだ月初なので未確定だが、今月このままデッドクロスが確定すると2023年4月にゴールデンクロスして以来の変化となる。

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