ナスダック指数の週足チャートを見ると、10月に史上最高値をつけてからの下げを経て直近で戻していたが、先週戻り高値で再び陰線包み足の形が出現した。
7月末と10月に陰線包み足が出た時は陰線1本だけで済み、翌々週にはすぐに高値更新となっていたが、昨年12月に当時としての最高値をつけた後今年1月の戻り高値で再び陰線包み足が出た時は、2月相場でそれを跳ね返すことが出来ず、力尽きて3月から4月にかけて暴落していった。
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このページを印刷ナスダック指数の週足チャートを見ると、10月に史上最高値をつけてからの下げを経て直近で戻していたが、先週戻り高値で再び陰線包み足の形が出現した。
7月末と10月に陰線包み足が出た時は陰線1本だけで済み、翌々週にはすぐに高値更新となっていたが、昨年12月に当時としての最高値をつけた後今年1月の戻り高値で再び陰線包み足が出た時は、2月相場でそれを跳ね返すことが出来ず、力尽きて3月から4月にかけて暴落していった。
今年1月と3月の早見の東京セミナーで、「大地震が起きた時は、直ちに反射的に不動テトラ(1813)を買え」という話をした。
今週8日の夜23時15分に青森県沖でM7.6、震度6強の大地震が発生したが、不動テトラの株価は8日昼の東証終値2,710円に対して、地震発生後に夜間のPTS取引で一時3,069円まで一気に急上昇した。昨年1月1日の能登半島地震(M7.6、最大震度7)の時も、不動テトラは大納会の終値2,261円から地震発生後最初の取引になった1月4日に一時2,761円まで急上昇した。
SBG(9984)の日足チャートを見ると、10月の最高値から11月25日の安値まで45%も下げて、逆張り指標の14日RSIは11月25日に17.2まで低下して最低値となった。これは4月の大底以来だが、前回は1月の高値から4月7日の安値まで47%下げて、その日にRSIは17の最低値で底打ちした。
日経平均は急落して下げ波乱の様相になり、直近ではAIや半導体関連株の下げが目立った。東証グロース指数も4月以来の安値に落ち込んだ。
しかしその中で強い動きを見せるものがある。東証REIT指数は今週25日に新高値となった。
日経平均の週足チャートを見ると、11月4日に5万2636円の史上最高値をつけて週足チャートは陰線包み足の形になった。これは天井打ちを示唆する悪い形だったが、続いて今週は4万8200円台まで一段と下げてきて、この結果週足チャートでは2週線と5週線がデッドクロスしてきた。
先週末に発行した早見の週刊レポートの「会員にひとこと」のコーナーで、東京電力(9501)を取り上げた。それを読んで今週10日の寄付き値865円で買った方がおられるだろうが、その後939円40銭まで値上がりして新高値になった。
日経平均は今週4日に5万2636円の史上最高値を付けたが、5日に4万9073円まで一気に急落して下げ波乱になった。この下げで今週の日経平均とTOPIXの週足チャートは、どちらも史上最高値で陰線包み足の形になった。これは天井打ちを示唆する形だが、この形が出現したのは4月の暴落で底打ちして以降で初めてだ。
早見は最高値での陰線つつみ足での天井打ちや、最安値での陽線つつみ足での底打ちの形を非常に重視している。直近では金のETFであるSPDRゴールド(1326)が、10月21日の上場来高値6万630円で日足チャートが陰線つつみ足になったが、その後今週は5万5110円まで急落してきた。
どこまで行けるか限界までついていくしかないという動きになっていた金相場だが、今週21日にNYの金相場は1日の下落率としては約12年ぶりの大きな下げに見舞われて、ついに行き過ぎた動きにブレーキがかかった。
米株の指標であるSP500指数とナスダック指数は、今月史上最高値をつけてから急落し、これでどちらも週足チャートは最高値で陰線包み足になった。これは大いに注意すべき形で、天井打ちを警戒しなければならない。どちらも7月末に高値をつけた時もやはり当時としての最高値で陰線包み足になったが、この時はすぐに回復して再び新高値となった。