金相場の上昇が続いている。このため金を買えない人々が「貧者の金」と言われる銀相場に目を向けている。金が上がれば上がるほど、銀相場の相対的な割安感が目立ってきている。
臨時コラム
「貧者の金」銀相場の上昇に注目2025.09.12
ドイツ株がサポートライン割れ2025.09.05
ドイツ株の指標であるDAX指数の下げが目立ってきた。週足チャートを見ると6月以降2万4400台から2万4600台で強力な上値の壁を作っていた。今週は金利の上昇を受けて欧州の株価が急落。DAX指数も2万3505まで急落して、8月1日以来の安値に落ち込んだ。
川崎重工の異様な下げ2025.08.29
早見が取り上げた株ではないが、このところ造船重機セクターの中で川崎重工の株価の下げが異様だ。8月5日に1万1540円の最高値をつけたところから27日の安値9,090円まで、実に16日連続陰線となっている。三菱重工やIHIの株価も下げてはいるが、川重の下げは突出しており、これだけの連続陰線は異例だ。
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J-REITへの強気がズバリ的中2025.08.22
当コーナーでは、東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)を、4月上旬から5月末にかけて3回にわたり平均1861円のところで取り上げて、J-REITに強気の見方を繰り返しお伝えした。その後も東証REIT指数の上昇基調は止まらず、REIT指数連動型ETF(1343)も今週は2083円まで値上がりして、2022年12月以来の高値になった。当コーナーで強気の見方を示した場面は、本格的な上昇相場が始まったところをドンピシャでとらえた。
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出遅れているグロース市場2025.08.15
TOPIXに続いて日経平均も史上最高値を更新したほか、規模別指数も大型株から小型株まで全て史上最高値を更新した。スタンダード市場も史上最高値更新となったが、これで残るはグロース250指数だけとなった。
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REITに更に強気シグナル2025.08.08
当コーナーでは4月上旬から5月末にかけて3回にわたりJ―REITに強気の見方を書いた。東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)の株価は、平均1,861円のレベルで強気を書いてきた。それが今週は2060円50銭まで値上がりして、今月は月足チャートで3ヵ月線と36ヵ月線がゴールデンクロスしてきた。
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読み通りのREITの強さ2025.08.01
当コーナーでは①4月上旬に「下値が固くなっているREITの魅力」②5月上旬に「東証リートが大きな基調の変化」③5月末に「J-REITに更に強い変化」と題して3回にわたりJ-REITに強気の見方を書いてきた。
東証に上場している東証REIT指数連動型ETF(1343)の株価は、①1,854円台、②1,858円、③1,871円台だったので、平均1,861円のレベルでJ-REITに強気を書いてきた。それが今週は2024円50銭まで値上がりして一昨年10月以来の高値になったので、上昇相場の初動のところをとらえることが出来た。
「貧者の金」銀相場の上昇も目立ってきた2025.07.25
前回の当コーナーでは金の上昇が続くことを書いたが、東証上場のSPDRゴールド(1326)は、週明け今週22日の寄付き値4万6120円から4万6410円まで値上がりして新高値になっている。
続いて「貧者の金」と言われる銀相場も値上りが目立ってきた。東証に上場している純銀ETF(1542)は、7月22日に1万7290円まで値上がりして、昨年4月の最高値1万7450円にあと160円と近づいてきている。
金相場の上昇基調が続く2025.07.18
日米ともに長期金利の上昇が続いているが、金相場の上昇基調にも変わりがない。本来なら金利の上昇は、利息がつかない金相場にとってはマイナス材料だが、その上昇基調が止まらないということは、投資家がドルや円に対して信用不安を感じていることが背景にあるとみられる。これはビットコインが史上最高値を更新したのも同じであり、危うい空気を感じる。
東証小型株指数が、また史上最高値更新2025.07.11
日経平均やTOPIXは昨年7月の史上最高値を抜いていないが、その中で非常に強い動きを見せているのが東証小型株指数だ。今週も4,913ポイントまで上昇して、6月30日につけた4,847を抜き、またもや史上最高値を更新した。月足チャートを見ると昨年7月の最高値4723と今年3月の高値4,688で作られていた上値抵抗ラインを6月相場で突破して上放れの形になった。