日米ともに長期金利の上昇が続いているが、金相場の上昇基調にも変わりがない。本来なら金利の上昇は、利息がつかない金相場にとってはマイナス材料だが、その上昇基調が止まらないということは、投資家がドルや円に対して信用不安を感じていることが背景にあるとみられる。これはビットコインが史上最高値を更新したのも同じであり、危うい空気を感じる。
東証に上場している金ETFであるSPDRゴールド(1326)は、月足チャートを見ると6月の最高値4万5960円を抜くと長い上ヒゲをクリアして、上ヒゲ全否定の形になる。
※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋ものになります。