バフェット氏が日本の総合商社株に強気ということで、6月相場で総合商社株は軒並み最高値をつけたが、それ以降冴えない展開になっている。7月に先頭を切って25日線を下回っていたのが三井物産だったが、今週は三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅が揃って50日線も下回ってきた。双日と住友商事は既に50日線を下回っていたので、総合商社株が総崩れの気配になってきている。
7月に真っ先に25日線を下回っていた三井物産の週足チャートを見ると6月相場で極めて長い上ヒゲの陰線だったのに続いて、今週は戻り高値で陰線包み足になっており、双日も先々週今年の最高値で陰線包み足で崩れた。したがって総合商社株は厳しい状況になってきている。要注意だ。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。