日経平均の月足チャートは、7月に4万2426円の史上最高値をつけて陰線包み足で天井打ちの形になったが、8月は暴落からの強烈な切り返しで、逆に一転極めて長い下ヒゲを引いた。
ところが今週は9月2日(月)の戻り高値3万9080円から4日の安値3万6879円まで急降下したため、今週の週足チャートは戻り高値で陰線包み足の不吉な形になってしまった。
臨時コラム
日経平均の週足チャートが要注意2024.09.06
日経平均の月足チャートを見る2024.08.30
日経平均の月足チャートは、7月に4万2426円の史上最高値をつけて陰線包み足で天井打ちの形になった。そして8月5日の暴落で3万1156円まで突っ込んだので、「高値での陰線包み足は天井打ちを示す」のセオリーどおりとなった。
しかし8月の月足は一転して極めて長い下ヒゲを引いている。実に荒い動きだ。ひとまず7月の最高値での陰線包み足が天井打ちの形であったことは、8月の暴落で証明された。
SP500指数の史上最高値更新が射程圏内入り2024.08.23
米株の基準であるSP500指数は、8月5日に底打ちした後に昨年11月以来の8日連騰を記録した。前回は昨年10月の底打ち直後の8日連騰が新たな上昇相場のスタートを告げた。週足チャートでは先週末で2週線と5週線がゴールデンクロスしたが、昨年11月にゴールデンクロスした後も一段と上昇していった。
三菱重工に大きな強気シグナル点灯2024.08.16
三菱重工(7011)の日足チャートを見ると、8月5日の最安値1,250円から13日まで6日連続陽線で立ち上がってきた。これは昨年12月18日の安値745円台で底打ちした日から6日連続陽線で立ち上がった時以来で、前回はそこから今年7月の最高値2,087円まで2.8倍に値上がりした。
金が押し目買いのポイントになるか2024.08.09
東証に上場している金のETFであるSPDRゴールド(1326)が、7月17日の最高値3万6430円から8月7日に3万1830円まで下げて、週足チャートでは26週線を割り込んできた。2021年3月以降3年半近くの上昇相場を振り返ると、26週線を割り込んできた場面は毎回絶好の押し目買いのチャンスになっていた。
伊勢化学が底打ち2024.08.02
伊勢化学(4107)は6月12日に3万7150円のところで有料情報で利食い売りを指示したが、その2日後に4万500円で天井打ちして大暴落した。しかし7月27日の東京セミナーで再び注目株に取り上げて、30日に有料情報で1万9340円のところで推奨銘柄に格上げ買い推奨した。
SP500指数が天井打ち2024.07.26
前回「悲惨な伊勢化学の暴落から学ぶこと」という記事を書いたが、米株に目を転じると、指標であるSP500指数は先週5,669の史上最高値で週足チャートが陰線包み足の形となり、天井打ちを示唆していた。これは早見の有料情報で既に指摘して注意を促していたが、今週は一気に崩れて24日に5,391まで急落してきた。
悲惨な伊勢化学の暴落から学ぶ2024.07.19
ペロブスカイト太陽電池関連株のシンボルだった伊勢化学(4107)は、6月12日に早見の有料情報で3万7150円のところで利食い売りを指示して、推奨値の2万4490円から大きく値幅を取って利益確定していただいた。その後株価は大暴落して、今週は1万8100円までさらに下げて5月13日以来の安値に落ち込んだ。株価が崩れた時に材料にしがみついて、持っていれば何とかなるだろうと甘く考えて、さらに傷口が大きくなり売るに売れなくなるのは投資家によくあることだ。
NTTが週足で今年初の赤三兵で底打ち2024.07.12
早見は6月22日の東京セミナーで、「NTT株は6月18日に144円まで下げたが、これ以上の値下りを心配する必要はない」と明言したが、セミナー直後の6月24日の寄付き値148円から今週は160円30銭まで値上がりした。
週足チャートでは最安値から今週までで4本連続陽線となったが、これは1月の天井打ち以降で初めてだ。今回は1月の最高値から25.3%下げて底打ちしたが、これはコロナ暴落の時に2020年2月の最高値から10月の最安値まで26.9%下げて底打ちした時以来だ。
構造改革関連株のヒット続く2024.07.05
早見は4月の東京セミナーで、構造改革関連株第一弾として花王(4452)を買い推奨。セミナー直後の4月22日の寄付き値6,314円から5月13日の高値7,064円まで値上がり。5月の東京セミナーでは第二弾として資生堂(4911)を買い推奨して、セミナー直後の5月27日の寄付き値4,986円から6月6日の高値5,272円まで値上がり。どちらも利食い売りを指示して成功した。