日経平均の月足チャートは、7月に4万2426円の史上最高値をつけて陰線包み足で天井打ちの形になったが、8月は暴落からの強烈な切り返しで、逆に一転極めて長い下ヒゲを引いた。
ところが今週は9月2日(月)の戻り高値3万9080円から4日の安値3万6879円まで急降下したため、今週の週足チャートは戻り高値で陰線包み足の不吉な形になってしまった。
これはTOPIXも同じだ。既に前回も「7月の高値を抜くのは容易なことではない」と指摘したが、再び不穏なムードになってきた。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。