米株の基準であるSP500指数は、8月5日に底打ちした後に昨年11月以来の8日連騰を記録した。前回は昨年10月の底打ち直後の8日連騰が新たな上昇相場のスタートを告げた。週足チャートでは先週末で2週線と5週線がゴールデンクロスしたが、昨年11月にゴールデンクロスした後も一段と上昇していった。
つまり2週線と5週線のゴールデンクロスと8日連騰が重なったのは昨年11月以来で、大きな変化を見せている。終値ベースでは7月の史上最高値から8月5日の安値までの下げ幅の90%を戻し、ザラ場ベースでも95%戻したので、新高値が射程圏内に入った。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。