インド株の指標であるムンバイ指数は、9月27日の最高値8万5978ポイントから10月31日の安値7万9287まで7.8%下げた。週足チャートでは最高値から先週まで4本連続陰線だった。これは昨年7月から8月にかけての調整局面以来で、この時の下落率は4%で止まっていた。前々回は2020年2月から3月にかけてのコロナ暴落の時であり、下落率で見れば4年ぶりの大きさでの週足4本連続陰線で下げている。今週は10日線と100日線がデッドクロスしたが、これも昨年10月の安値から1年ぶりのこと。
10月は海外投資家によるインド株の月間売り越し額がコロナ暴落時の2020年3月を上回り、過去最大規模になっているとのことで、やはり4年ぶりの大きな変調だ。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。