臨時コラム

 前号の当コーナーでNYの原油相場の崩壊について書いたが、2ヵ月ぶりに100ドル割れとなり、月足チャートは3月と6月の高値でダブル天井の形になってしまった。しかも3月の月足チャートの長い上ヒゲをもう一歩でクリアして上ヒゲ全否定の形になりそうなところで崩されたので、チャート的な失望感は大きいと書いた。
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 NYの原油相場は、今年3月に最高値をつけた急落。再び戻して3月の最高値にもう一歩というところまで戻したが、6月相場で高値を付けて失速。今週は大きく下げて2ヵ月ぶりに100ドル割れとなり、3ヵ月ぶりの安値まで落ち込んでしまった。
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 6月25日の東京セミナーで、推奨銘柄とは別に注目株として取り上げたが、今週月曜日の寄り付き値1,119円から水曜日の高値1,224円まで早くも好調に値上がりしてきている。5月の高値1,350円とその後の戻り高値を結んだ右下がりの上値抵抗ラインも突破した。
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 早見は5月から様々な場で今回の米株の下げは2020年のコロナ暴落の時のような短期で終わるものではなく、2007年の天井打ちの時と同じ形だと指摘してきた。特にひどいのがナスダック指数だが、月足チャートを見ると5月から36ヵ月線を下回ってきている。もし月末終値でも36ヵ月線を下回って終わると2010年8月以来12年ぶりのことになる。
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 前々号の当コーナーで、「中国株の出直りに期待」と書いておいた。当時上海総合指数は3,195のレベルだったが、その後順調に上昇して6月15日には一時3,358の高値を付ける場面があった。 続きを読む

 ワークマンの株価は2019年と2020年に10,500円前後でダブル天井の形になり、その後は大きくどんどん下げていた。しかし5月の最安値4,230円でついに大底を打ったと思われる。5月の最安値を付けた時の週足チャートは長い下ヒゲを引いていた。先週末に終末終値で26週線を上回ったが、これは昨年11月の戻り高値以降で初めて半年ぶりのことであり、チャート的な変化が出てきている。
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 上海総合指数の週足チャートを見ると、昨年12月の高値3,708からどんどん下げていたが、4月下旬に2,863で最安値をつけて、週足チャートは極めて長い下ヒゲを引いた。コロナ対策で上海で大規模なロックダウンが行われていたが、6月1日で解除されて、ようやく中国経済の回復への期待も高まりそうな気配だ。
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 ゴールウインの月足チャートを見ると、2019年9月の最高値9,500円と2020年9月の高値8,630円を結んだ右下がりの大きな上値抵抗ラインが作られていたのが分かる。今月は7,970円まで値上りして、この抵抗ラインを上に突破した。つまりブレイクアウトの形になったわけだ。
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 マザーズ指数の月足チャートを見ると、2020年10月の最高値1,368ポイントから今月の12日の安値620まで54.7%も下げたことが分かる。2月と3月の下ヒゲを帳消しにしての下げという悪い形であり、チャート的にはコロナ暴落の大底だった2020年3月の最安値527まで節目は無い。
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 当レポート第745号で買い推奨した伊藤忠商事は、3月28日に4,249円の最高値を付けて天井打ちとなったが、早見はこれで限界と見たので、週刊レポートでは間に合わないと判断して、その3月28日に有料情報で4,184円のところで利食い売りを指示した。
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