NYダウは36年半ぶりの13連騰という記録を作ったが、米株の実勢を示すSP500指数の月足チャートを見ると、7月末で6ヵ月線と24ヵ月線がゴールデンクロスした。これは遡ると前回2016年3月にゴールデンクロスして以来、実に7年4ヵ月ぶりのことだ。
前回は16年3月末の2059ポイントから昨年1月の史上最高値4818ポイントまで2.3倍に大きく値上がりという上昇相場を描いていった。このゴールデンクロスについては7月22日の早見の東京セミナーで先に解説しおいた。色々な見方が交錯するが、「相場は相場に聞け」という事からすると、短期的な調整安は常に起こる事として、大きな方向性は上と見ていかねばなるまい。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。