臨時コラム

 東証銀行株指数の月足チャートを見ると、3月の底値から一本調子にずっと上昇基調を続けており、3月につけた今年の最高値221ポイント台を抜いて、3カ月ぶりに新高値になった。
 
 月足チャートでは3月の最高値で大きな陰線包み足となり、典型的な天井打ちシグナルとなったが、その後一本調子に戻してきて、なんと3月高値をあっさり抜いてしまった。そしてこのままだと今月は月末終値としても2015年7月以来の高値となる気配だ。

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 6月17日の早見の東京セミナーでも解説したが、マザーズ指数やグロース指数が強い変化を見せている。マザーズ指数の月足チャートを見ると、今月は24ヵ月線を上に突破してきた。これは2020年10月に1,368で天井打ちして以降で初めてだが、前回同じ形になったのはコロナ暴落が大底を打った後の2020年5月で、そこから20年10月の高値までさらに大きく上昇していった。 続きを読む

 5月の早見の東京セミナーでも改めて解説したが、「2025年問題」に絡んで、中小企業の事業承継のM&Aが活発化している。それを踏まえて早見の有料情報では直近でグロース市場のM&A総研(9552)を1万720円のところで買い推奨したが、今週は1万3450円まで早くも25.4%値上がりして、上場来高値を更新した。 続きを読む

 日経平均はついに今週は3万2700円台まで上昇して、1990年以来33年ぶりの高値になった。大型株主導で上げてきた相場だが、中小型株も上がってきている。
 
 東証グロース指数を見ると、今週1010まで上昇して1000ポイントの大台を回復してきたが、これで直近2月の戻り高値1008を4ヵ月ぶりに抜いて、今年の最高値を更新した。

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 この株は2020年10月に1万5880円で天井打ちしてから、ずっと下げ続けていたが、3月に2,222円の最安値をつけてついに下げ止まった形だ。注目すべきは月足チャートで今月12ヵ月線を突破して、MACDがゴールデンクロスしてきたことだ。これはどちらも2020年の天井打ち以降で初めてである。

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 5月19日に早見の有料情報でJR西日本(9021)を6,089円のところで利食い売りを指示した。その後今週は5,854円まで急落して25日線を下回ってきたが、25日線を下回ったのは3月24日以来2カ月ぶりのことだ。この株が今年の最高値をつけたのは5月18日なので、最高値をつけた翌日に利益確定していただくことが出来たわけだ。

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 前回の当コーナーでは「TOPIXの月足チャートは、3月の上ヒゲをクリアして高値を抜いたので、上ヒゲ全否定の強いチャートの形になった。」という強気シグナルを取り上げた。その後今週も日経平均やTOPIXは上昇を続けている。

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 TOPIXの月足チャートを見ると、3月相場で長い上ヒゲを引いていた。しかし今月は3月の高値を抜いたので、セミナーなどでよく話をする上ヒゲ全否定の強いチャートの形になった。月足チャートのMACDも同じく4月末でゴールデンクロスしていたが、これは前回2020年9月にゴールデンクロスして以来だ。

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 前号の週刊レポートで「リート(REIT)に値ごろ感が出てきた」とお伝えしたが、今週東証REIT指数は1月31日以来3ヵ月ぶりの高値まで上昇してきた。チャート的に今週大きく変化したのが、ホテル系リートのインヴィンシブル投資法人(8963)だ。会社側が今期の利益予想と分配金の上方修正を発表したことから、26日に5万8700円まで値上がりして、2月末につけた5万7100円を2ヵ月ぶりに抜き新高値となった。

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 今週は日経225平均が終値としては昨年8月以来の高値になったが、それよりも強さが目立つのは日経500だ。日経225よりも時代に合わせて株式市場の実力を示すとされる日経500だが、今週は終値としては実に昨年1月以来1年3ヵ月ぶりの高値になってきた。

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