香港株のハンセン指数の週足チャートを見ると、今週安値で陽線包み足の形になってきている。また上海総合指数の週足チャートを見ると、逆張り指標のRSIは先週27.4まで低下した。30以下まで下がったのは昨年10月末の28.8以来だ。前回はその翌週2,885ポイントで大底を打ち、今年5月の高値3,418まで18.4%上昇していった。
香港株の週足が安値レベルで陽線包み足になったのと上海総合指数の週足RSIが30以下に低下したのが重なったのは、昨年からの中国株の大きな下げ過程で初めてであり、いよいよ中国株の底打ち局面に来たように思える気配だ。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。