日経平均が1989年末の史上最高値を更新できたのと対照的に、REITの値下りが目立っている。東証に上場しているREIT指数連動型ETF(1343)は、週足チャートが6本連続陰線。月足チャートも5本連続陰線で昨年9月の高値から下げており、今週は2020年12月以来の安値に落ち込んでいる。
しかしREITの分配金利回りは5%以上の銘柄がゴロゴロあり、全体の平均でも4.6%のレベルなので、日本株のプライム市場全体の平均利回り2.1%台に比べて割安感が強まっている。大きな逆張りのとらえ方で見る局面に入ってきていると思われる。
※こちらのコラムは会員向けレポートから抜粋したものになります。