臨時コラム

 米株はナスダック指数がいち早く戻して2月の高値を抜いてきたが、米株の実勢を示すSP500指数も、終値ベースでは2月の高値からの下げ幅の89%を戻してきた。更に注目すべきは月足チャートで、3月末で6カ月線と12ヵ月線がゴールデンクロスしていた。これは前回2020年9月にゴールデンクロスして以来だ。

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 今週は2月の米求人件数が約2年ぶりの低水準に落ち込み、米国の景気後退懸念が一段と強まってきた。このため米市場では10年国債の利回りが7カ月ぶりの水準に低下。逆にNYの金相場は1年1ヵ月ぶりの高値になっている。次回5月のFOMCでの0.25%利上げが最後で、いよいよ利上げ停止が織り込まれてきている。

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 鉄道株の中で異様に下げトレンドが続いていたのが小田急電鉄だ。月足チャートをほかの鉄道株と見比べてみれば、いかにこの株の下げが異様であったかよく分かる。しかし今月1,580円という2012年7月以来の安値をつけて反転。今週は1,752円まで上昇してきた。

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 銀行株はずっと上げ続けていたが、東証銀行株指数の月足チャートを見ると、今月221ポイント台で最高値をつけて崩れ、陰線つつみ足の形になっている。今回と同じように最高値のレベルで月足が陰線つつみ足で天井を打ったのは2015年で、そこから2016年の最安値まで銀行株は大暴落した。

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 この株は先週末に発行した早見の週刊レポート前号の「会員にひとこと」のコーナーで取りあげた。それを読んで今週月曜日の寄り付き値1,987円で買った方がおられるかもしれない。その後一気に株価に火がついて2,165円まで急上昇。3日目で早くも178円の値上り幅という順調な動きになっている。15日の日足チャートは半年ぶりの大陽線で立ち上がった。

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 当コーナーではTOPIXバリュー株指数が既に5年ぶりに新高値になったことを指摘したが、続いて東証小型株指数が一昨年9月以来の高値になった。日経平均だけ見て相場を考えても全く意味がないと書いてきたが、今週は更にTOPIXも一昨年11月以来の高値になってきた。

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 前回は当コーナーでTOPIXバリュー株指数が5年ぶりに新高値になったことを指摘したが、続いて今週も東証小型株指数が昨年11月の高値を抜いて、一昨年11月以来の高値になった。日経平均だけ見て相場を考えても全く意味がない現実がここにも示されている。

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 日経平均ばかり見ていると日本株の動きが悪いように見えてイライラしてくるだろう。しかし中身をよく見ると日本株は見かけほど弱いわけではないことが分かる。例えば日経平均やTOPIXは昨年11月の戻り高値すら抜いていないが、日本を代表する時価総額や流動性でトップレベルの株だけを集めたTOPIXコア30指数は、2月10日に994まで上昇して、ひと足先に昨年1月以来の高値になった。 続きを読む

 1月の東京セミナーで買い推奨したセガサミーが、セミナー直後の1月23日の寄り付き値2,024円から今週2,365円まで16.8%値上がりのヒットになった。これで昨年5月の最高値2,445円から11月の最安値1,730円までの下げ幅の88%を戻したので、5月の高値を抜く可能性が大きくなってきた。
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  ナスダック指数の週足チャートを見ると、12月の安値から6本連続陽線で立ち上がってきている。これはもちろん一昨年11月に史上最高値をつけて以降で最多の連続陽線だ。ナスダック指数は昨年10月と12月でダブル底の形になったが、底値からの週足6本連続陽線というのは2019年10月からの7本連続陽線以来だ。前回は6本目の週末値8,540から2020年2月の高値9,838まで15.2%上昇していった。
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