臨時コラム

 早見はセミナーなどで「利食いであれ損切りであれ、売るべき時にはスパッと売らなければならない」と昔から言い続けている。チャートはレーザーテックの日足チャートだが、1月4日に3万6090円の上場来高値をつけた。その日に早見の有料情報で3万4300円台で利食い売りを指示して売り抜けていただいた。
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 1月29日の東京セミナーで、推奨銘柄とは別に注目株として取り上げたマザーズのアスカネットが、2月2日にストップ高で898円まで急騰した。会員の中にも会場で話を聴いて週明け1月31日の寄り付き値831円で買った方がおられるかもしれない。月足チャートを見ると、このストップ高で12ヵ月線を突破した。これは一昨年12月以来であり、チャート的に大きな変化を見せている。 続きを読む

 マザーズ指数の月足チャートを見ると、今月はすさまじい大陰線で暴落している。月初の994ポイントと1月27日の終値728まででロウソク足の実体の幅は実に266ポイントにも達している。アベノミクス相場が始まって以降振り返ると、200ポイント以上もの実体幅という大陰線が出現したのは2018年12月の211ポイント以来で、その前は2013年6月の217ポイントの大陰線がある。共通しているのはどちらもその翌月は急反発で月足陽線になっていることだ。 続きを読む

 海運株は昨年9月に最高値をつけて大きな下げに転じた。昨年9月の最高値の時の週足チャートを見ると、日本郵船(9101)、商船三井(9104)、川崎汽船(9107)の大手海運3銘柄は揃って大陰線包み足となり、典型的な天井打ちの形を見せた。実際その後調整局面が続いた。 続きを読む

 年明けから大きく株価が値上がりしてきているのが銀行株だが、これは12月の東京セミナーで「地方銀行株は宝の山だ」という話をしたとおりだ。当レポート会員が持続しているメガバンクの三菱UFJFGも新高値になっている。続いて注目されるのが鉄鋼株だ。鉄鋼株指数の週足チャートを見ると12月の底値のところから先週までで6本連続陽線になっている。 続きを読む

 この株は12月の東京セミナーで買い推奨した。年明け1月6日に株価が4,605円に急騰して推奨値の4,441円を上回っている。日足チャートでは昨年10月以降ザラ場で200日線を上回っても、終値では下回り失速するパターンが繰り返されてきた。
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  この株は11月の東京セミナーで推奨銘柄とは別に注目株として取り上げた。参加出来ずに講義録を申しこんだ方にもセミナー当日の夕方に推奨銘柄と一緒に速報でお伝えしたので、それを受けて11月29日の寄り付き値813円で買った方がおられると思う。今週は木曜日に972円まで値上がりしてきている。
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 このところ日本の主要な株価指数の中でも最も弱い動きになっていたのがマザーズ指数である。市場関係者や投資家の間では「世界最弱の指数」とも言われるほど悪い動きになっていた。実際月足チャートを見ても最高値をつけたのは昨年10月の1368で、そこから今月17日の安値968まで29%も下げてしまった。日経平均は今年2月と9月のダブル天井、TOPIXとジャスダック平均、東証2部指数は9月が最高値なのでマザーズだけが突出して弱かったのがよく分かる。
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 このところ経済の落ち込みが問題になっていた中国だが、株価は戻してきている。上海総合指数を見ると11月10日の安値3,448から今週は9日の高値3,688まで上昇して、10月26日の戻り高値3,625を抜いて、終値としては9月13日以来の高値になってきた。今週は週足チャートではMACDがゴールデンクロスしてきている。今年は2月の3,731と9月の3,723の高値でダブル天井のような形になっているが、これは日経平均の2月と9月のダブル天井と一致している。 続きを読む

 今週日本株全体は急激な下げ波乱の形になったが、代表的な逆張り指標のひとつである東証1部の騰落レシオ見ると、今週11月30日に日経平均が27821円に急落して終った日に71.5まで低下した。これは今年最低で昨年3月のコロナ暴落の大底以来の低水準である。昨年3月の大底以降振り返ると騰落レシオは70%台に低下したところで毎回日経平均は底打ちして短期的な調整完了となっていた。したがって短期的には逆張り買いで見る局面に入ったと思う。
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