臨時コラム

 今週日本株全体は急激な下げ波乱の形になったが、代表的な逆張り指標のひとつである東証1部の騰落レシオ見ると、今週11月30日に日経平均が27821円に急落して終った日に71.5まで低下した。これは今年最低で昨年3月のコロナ暴落の大底以来の低水準である。昨年3月の大底以降振り返ると騰落レシオは70%台に低下したところで毎回日経平均は底打ちして短期的な調整完了となっていた。したがって短期的には逆張り買いで見る局面に入ったと思う。
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 前号の当レポート「会員にひとこと」のコーナーで東証1部の日本通信を取り上げたが、今週22日(月)の寄り付き値247円から25日の高値288円まで、わずか2日間で早くも16.6%値上がりしてきた。
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 前号の当レポート「会員にひとこと」のコーナーで東証2部のタカトリを取り上げたが、今週15日(月)の寄り付き値1,240円から18日の高値1,847円迄、わずか4日間で一気に48.9%も値上がりして新高値になり、文句なしの大ヒットになった。タカトリは年商60億円規模の企業だが、このほどパワー半導体向け切断加工装置で5億4000万円の大口受注を獲得したことをレポートでお伝えした。
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 早見はEV関連株を一貫して追いかけており、セミナーで取り上げた日本電解(5759)や日本製鋼所(5631)、有料情報では三井ハイテック(6966)を取り上げたが、日本電解は既に利食いしていただき、三井ハイテックも推奨値を大きく上回り、今週は上場来高値を更新した。 続きを読む

 日本郵船、商船三井、川崎汽船の大手海運3銘柄は、今年に入ってから非常に大きな上昇相場になっていたが、揃って9月相場で最高値をつけて大きく崩れた。週足チャートを見ると3銘柄とも9月の最高値で大陰線での陰線つつみ足になっており、典型的な天井打ちの形になっている。
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 東証1部の石炭株である三井松島の週足チャートを見ると、今月に入ってから長い上ヒゲを連発している。特に先週は1,785円の最高値をつけて長い上ヒゲ。今週も一時1,771円まで値上がりして2週連続で長い上ヒゲであり、しかも先週の最高値を抜いていない。
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 この株は前々号の当レポートで買い推奨したが、推奨値である1,080円から10月13日の高値1,134円迄値上がりした。今週もチャートは全く崩れずに右上がりを保っている。週足チャートでは今週4週線と26週線がゴールデンクロスしてきた。これは3月に1,488円で最高値をつけて以降で初めてだが、前回は1月に1,140円でゴールデンクロスして、そこから3月の高値1,488円まで30%値上がりした。大きな基調の変化を確認したので先高期待が高まってきた。
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 中国関連株の代表格である安川電機が8日に決算発表を行った。今期22年2月期の営業利益は従来予想の540億円から580億円に上方修正されたが、市場予想の590億円を下回った。会見で社長は9月以降受注は絶好調に近い状態としている。
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 東証1部の石炭株である住石HDの月足チャートが大変化を見せている。今年4月に170円まで急上昇して、月足と週足チャートは極めて長い上ヒゲを引いて失速していた。ところが今月176円まで値上がりして4月の高値を半年ぶりに抜いたので、この4月の極めて長い上ヒゲをクリアして、月足、週足共に非常に大きな変化を見せている。半年ぶりに新高値になった結果、チャート的には2018年1月の高値205円まで節目は無くなっている。
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 この株は前々号の当レポートで買い推奨した。推奨値は2,508円だったが、その後今週は日経平均が急落する中で強烈な逆行高を見せて、30日に2,897円まで急上昇して推奨値から15.5%の値上がり率になった。これで6月の最高値3,050円から8月の安値までの下げ幅の78%を戻しており、週足のMACDもゴールデンクロしているので、新高値への期待が高まってきた。
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