日経平均やTOPIXは、2月に入ってもどうにもこうにも上に行かれない展開が続いています。昨年7月に4万2426円の史上最高値を付けた後、早見は一貫して「日経平均が7月の高値を抜くのは容易な事ではない」と言い続けてきました。実際半年経っても史上最高値を抜くことは出来ず、それどころか10月以降は4万200円台~4万300円台で強力な上値の壁すら突破することが出来ません。日経平均がもっと値上がりするはずだという市場関係者の見方を信じている人々にとってはイライラが募るばかりでしょう。
今週は米CPIが市場予想を上回り、米利下げは12月まで先送りとの見方が広がり、ドル円は先週の150円90銭台から一気に154円80銭まで円安に急反転しました。これは日経平均やTOPIXには支えになりますが、果たして上値の壁を突破するだけの力を見せるか問われます。
また東証スタンダード市場やグロース市場が引き続き強さを見せています。前回も週刊レポートの「臨時コラム」でグロース250指数の強さについて書きましたが、スタンダード市場TOP20指数は12月から急上昇して、既に昨年7月の高値を一気に抜いて史上最高値更新となりました。
早見はスタンダード市場では昨年11月の東京セミナーから、暗号資産関連株のメタプラネット(3350)やリミックスポイント(3825)を徹底して追いかけて大きな成果を挙げています。暗号資産関連株のシンボルであるメタプラネットは、11月の東京セミナーで注目株に初めて取り上げた時が1,990円でしたが、その後1月18日の東京セミナーでも改めて注目株に取り上げました。その時が4,240円。そして前号の早見の週刊レポートの「会員にひとこと」でも取り上げたので、その直後2月10日の寄付き値が5,570円です。その後今週は7,210円まで値上がりしており、11月の東京セミナーで注目株に取り上げたところから見ると3ヵ月で3.6倍にもなりました。
いつもセミナーで話していることですが、早見は「利大損小」の投資作戦を勧めています。動きが悪ければさっさと見切りをつけて小幅の損失にとどめ、逆に上昇相場の波に乗ったと見れば出来るだけ値幅を大きく取るように引っ張ります。せっかく見込み通りに値上がりしても、ちょっと上がると利食いしそこないを恐れて小幅で利食いしてしまい、その後の大きな値上がり幅を取れないので、いつまで経っても思うように資産が増えないのも投資家にありがちなことです。早見は利大損小の考えにより、今回の暗号資産関連株の大相場もとことん追求する姿勢で11月から取り組んでいます。こまめにフォローしている早見の有料情報も活用してください。
当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋・一部修正したものになります。