総選挙は自民党が予想通り圧勝しました。早見は昨年10月の東京セミナーから総選挙について色々お話ししてきました。
◆ 10月セミナー「今解散総選挙をやれば自民党は圧勝する」
◆ 11月セミナー「解散するとすれば1月。高市さんはやるはず」
◆ 12月セミナー「2014年の午年総選挙で与党が全議席の3分の2以上を獲得した状況の再現になる可能性も少なくない」
◆ 1月セミナー「自民党が圧勝するという見方に変わりなし」
というように明確にお話ししてきましたが、完璧に的中してパーフェクトでした。政治も早見にとって重要な守備範囲ですが、その面目を保ちました。
前回当コーナーではその年の方向性を占うのに大事なのは1月相場の結果であるとコメントしました。今年の1月相場は日経平均の月足が陽線〇で終わりました。これは戦後50回目です。過去49回の年で日経平均の年足が陽線で終わったのは38回ですから、率にして77%という高率です。
またアベノミクス相場がスタートした2013年以降で見ると、1月の陽線は7回目。過去6回でその年の年足が陽線になったのは6回ですからパーフェクトです。したがってまずは1月相場で日経平均が陽線で終わったというのは好スタートと言えます。その勢いで2月相場もさらに一段と上昇して日経平均とTOPIXは共に史上最高値を更新しています。
TOPIXの月足チャートを見ると、昨年5月から今月までで現在10ヵ月連続陽線で上昇相場を描いて史上最高値になっています。過去20年で見ると、これだけのレベルで陽線を積み重ねたのは、2005年5月~2006年1月までの9ヵ月連続陽線を上回り最長記録です。既に指摘したように過去20年間で見ると8~9ヵ月連続の陽線記録が途切れたところからTOPIXは9~20%下げていましたが、今回はまだ連続陽線が途切れていません。
しかし冷静に逆張り指標を見ると、TOPIXの月足チャートでは60ヵ月線とのカイリ率が59%台に達しています。これはアベノミクス相場が始まって以降で過去2番目の記録です。過去20年間で見ると、2015年5月末の62.7%が最高記録で、その月がTOPIXは1680ポイントの高値で、8月に1410まで急落。結局2016年6月の最安値1192まで大きく下げていきました。次は2024年3月末の45.6%がピークで、その月の高値2820ポイントから翌4月の安値2598まで急落していました。それが現在のカイリ率は59%台まで拡大しているので、2015年以来の高水準です。相場には行き過ぎ局面があるので、うかつには断定できませんが、TOPIXの月足の連続陽線記録がどこで途切れるかとも重ね合わせて注意深く見る必要があります。
※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。


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