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年初の株価が示唆するもの2026.01.09

 12月の早見の東京セミナーで、2026年のキーワードを「終わり」と発表しましたが、年明け早々米国が南米ベネズエラに軍事介入して、長年続いた独裁政権を倒すという劇的な終わりとなりました。続いて中東のイランでもイスラム政権に対する国民の反政府運動が全土で激化しており、こちらも1979年の革命以来続いたイランのイスラム政権が47年ぶりに終わりを迎える可能性が大きくなっています。今年のキーワードである「終わり」が、まず国際政治の面で出てきました。

 年明け今週はTOPIXが連日の史上最高値更新となり、日経平均も終値としての史上最高値更新となりましたが、中国が対日レアアース輸出規制に踏み切るとの報道で下げに転じました。

 大発会は日経平均が大幅高になり好スタートを切りましたが、その年の株価の方向性を占ううえでは大発会の日の日経平均の騰落はあまり意味がありません。それよりも大事なのは大発会も含めて年初3日間の日経平均の動きです。今年は大発会からの3日間の騰落は「上げ、上げ、下げ」〇〇●となりました。このパターンは一見すると強いように見えますが、その年の大きな方向性というとらえ方からすると実は不吉な形です。

 過去30年さかのぼってみると、年初最初の3日間が〇〇●のパターンになったのは1996年、2002年、2022年の3回で今回が4回目です。そして過去3回の年の日経平均の年足は全て陰線●でした。これは非常に注目すべきことで、これに12月の早見の東京セミナーで発表した2026年の予測の話を重ね合わせると、重要なことが浮き彫りになってくるのではないかと思います。

 とはいえまだ今年は始まったばかりです。まずは株価が上昇していき日経平均が高値の目安を達成してくれることを願っています。大発会で株価が値上りで終わった株で、最も売買代金が多かった株を1番人気銘柄として注目しており、これがその年の投資テーマの方向性を示唆すると考えていますが、今年の大発会の1番人気銘柄は半導体関連株のキオクシア(285A)でした。そこでこの結果を受けて早見の有料情報では、翌5日にキオクシアを1万1410円のところでただちに買い推奨しましたが、その後今週は1万3860円まであっという間に推奨時点から21.4%値上りのヒットになりました。

 ちなみに2位から5位まではSBG(9984)、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、三菱重工(7011)となっており、三菱重工以外は半導体やAI関連株です。こうしたことも頭に入れておきましょう。

 今年もどうぞよろしくお願い致します。

※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

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