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3月はそろそろ注意か2026.02.20

 今年の1月相場は日経平均の月足が陽線〇で終わりました。これは戦後50回目です。過去49回の年で日経平均の年足が陽線で終わったのは38回ですから、率にして77%という高率です。アベノミクス相場がスタートした2013年以降で見ると、1月の陽線は7回目。過去6回でその年の年足が陽線になったのは6回ですからパーフェクトです。その勢いで2月相場もさらに一段と上昇して日経平均とTOPIXは共に史上最高値を更新して、現時点で2月も日経平均の月足は陽線になっています。

 ここからが問題で、1月と2月連続陽線というのは戦後27回ありますが、その内3月も月足が陽線だったのは21回、率にして77.7%に達しています。ただアベノミクス相場がスタートした2013年以降だけで見ると、1月と2月連続陽線だった5回の内3月も陽線だったのは3回ですから、率にして60%に落ちます。

 TOPIXの月足チャートを見ると、昨年5月から今月までで現在10ヵ月連続陽線で史上最高値になっています。過去20年で見ると、これだけのレベルで陽線を積み重ねたのは、2005年5月~2006年1月までの9ヵ月連続陽線を上回り最長記録です。既に指摘したように過去20年間で見ると8~9ヵ月連続の陽線記録が途切れたところからTOPIXは9~20%下げていましたが、今回は10ヵ月連続陽線で、まだ連続陽線が途切れていません。TOPIXの月足の連続陽線記録がどこで途切れるかとも重ね合わせて注意深く見る必要があるということをお伝えしました。前述の1月からの日経平均月足連続陽線のパターンから見ても、2月はこのまま強さを保っても、3月相場はそろそろ怪しくなってくるかもしれませんので注意は怠れません。

 米株も主要な指数の中で、SP500指数やナスダック指数の動きが悪くなっています。ナスダック指数の週足チャートでは5週線と13週線および2週線と26週線がデッドクロスしました。SP500指数も2週線と13週線がデッドクロスしてきました。いずれも昨年4月の暴落で大底を打って以降で初めてで要注意です。

 早見は2月に入ってから日経平均やTOPIXが史上最高値を更新する中で、有料情報で次々に利食い売りを指示して身軽になっていただいてきました。しっかりと利益確定しつつ、新たなターゲットへと銘柄の入れ替えを行っています。

 なお米のニュースサイト「アクシオス」によると、トランプ政権が近くイランに対して大規模な軍事攻撃に踏み切る可能性があると報じました。イスラエルとの共同作戦で数週間に及ぶ本格的な戦争に近いものになる可能性が大きいとのことです。既に米軍は中東に空母2隻を派遣しており、これまでの経緯から見て米軍のイラン攻撃はなされると考えられます。注意しておきましょう。

※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。

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