今年の相場観コラムは今号が最終です。弊社は12月26日(金)から1月4日(日)まで年末年始の休業となりますので、この期間中は事務的な業務はお休みさせていただきます。各種のお問い合わせやお申し込みには対応できませんのでご承知おきください。なお早見の有料情報は、12月26日、29日、30日は通常通り行いますので、どうぞご利用ください。
このところお客様から「おかげさまで家を買うことが出来ました」「今年は過去最高の利益を上げることが出来ました」など喜びの声を色々といただいて、私も嬉しく思っています。
2023年12月の東京セミナーで、2024年のキーワードは「大きく揺れる」と発表しましたが、24年は1月1日元旦に能登半島地震が発生して、東日本大震災以来の甚大は被害が出て、まさに「大きく揺れる」のキーワード通りの幕開けになりました。
昨年12月の早見の東京セミナーでは、2025年のキーワードは「崩れる」だと発表しました。年明け今年1月に埼玉県で大規模な陥没事故が発生して、これが上下水道管の補強改修という国策にもつながる大事故になり、地面が崩れることから2025年がスタートしました。
政治の世界では高市政権が誕生して、四半世紀にわたった自民党と公明党の連立政権が崩れて、政治の枠組みが大きく変わりました。経済面では日本の債券相場の崩れが続き、長期金利の上昇に歯止めがきかなくなっています。
日本株は日経平均が昨年12月の高値4万398円から今年4月の安値3万792円まで23%も下げる暴落に見舞われました。昨年も7月から8月にかけて26%も下げる暴落に見舞われ、2年続けて短期間で高値から2割以上の下げという暴落が起きました。
昨年12月の東京セミナーで、「株価は2024年から26年にかけての3年間が大転換の局面にあたる」という見方をお伝えしました。したがって24年と25年に連続して暴落が起きたのは、26年に起きる本当の暴落の前触れ、前兆ではないかとみています。
12月13日の早見の東京セミナーで、2026年のキーワードを発表しましたが、17日時点で今週のTOPIXの週足チャートは、史上最高値で陰線包み足になっています。11月初めに当時としての最高値で週足が陰線包み足になった時は、翌週すぐに新高値となりましたが、米株もナスダック指数の週足チャートが先週戻り高値で陰線包み足になりましたから注意は怠れません。来年は今年以上に大転換ということを常に意識して注意しながら相場を見ていく必要があります。どうぞ早見の見方を参考にしてください。
それでは今年もご愛顧ありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。
※当レポートは今週木曜発行の会員向けレポートから抜粋したものになります。


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