戻り局面2018.07.27

アメリカの株価はナスダック指数が今週また過去最高値を更新しています。小型株で構成されるラッセル2000指数も過去最高値を更新しており、引き続き5月以降の形が継続しています。

NYダウやS&P500指数はまだ過去最高値には届いていませんが、アメリカの株価の強さには変わりが無いことが分かります。

一方、日本株は日経平均とTOPIXが1月に付けたアベノミクス相場での最高値と、その後の戻り高値を結んだ右下がりの上値抵抗ラインを突破して、三角もち合い上放れとなりました。アメリカの株価の強さを追いかけていくことが期待されます。

直近で再び下げ波乱になっていた中国の株価が戻してきており、上海総合指数は今週23日に25日線を突破し、5日線と25日線がゴールデンクロス、一目均衡表でも基準線を上回り、2ヵ月ぶりの強い形が戻っています。これも日本株にとっては安心感につながっています。日経平均は2万3000円の上値の壁を突破していませんが、この戻りがどこまで続くか注目されます。

個別に見ていても新しい物色の流れが出て来ました。ゼロ金利政策でダメージを受けていた銀行株が復活してきています。

早見が会員向けやラジオ番組セミナー等で取り上げてきた銘柄からもエボラブルアジア(6191)、エーザイ(4523)、ブレインパッド(3655)が新高値となりました。ビリングシステム(3623)も3月以降の強力な上値の壁を突破して上放れ相場に突入しています。21日の大阪セミナーでお話をした個別株からもブロッコリー(2706)が早くもヒットになりました。強い値上がりが出て来ました。

順張り、逆張り両方にまたがり、引き続き新しい銘柄を発掘していきます。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

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