トップページ > 株式投資コラム > 相場観 > 波乱の10月相場だが

波乱の10月相場だが2018.10.19

日経平均は9月7日の安値2万2170円台から10月2日には2万4440円台まで値上がりして1月の高値を抜き、アベノミクス相場での最高値を更新しました。当然それを見て強気になった個人投資家が買い出動していったわけですが、あれよあれよという間にズルズル急落していき、10月19日には2万2210円台まで下げて、直近の上昇分を帳消しにしました。TOPIXに至っては10月16日に1672のレベルまで下げて、9月7日の安値からの上げ幅を完全に帳消しにしました。この動きに対する失望感は大きかったと思います。

昨年12月に発売した早見の『2018年の大予測』の中で、今年の日経平均の見通しについてメインシナリオは2万円と2万4000円のゾーンだと指摘しました。1月の最高値が2万4100円台、3月の安値が2万300円台、そして10月の高値が2万4400円台でまた崩れており、厳密には2万4000円を超えてはいるものの、たかだか数百円の差ですから、結局大きな捉え方としては大体想定ゾーンで収まっていると見られます。特に相場の実勢を示すTOPIXは今年の高値と安値のゾーンの中で収まっており、上下に抜け出ることが出来ていません。

今年も12月15日に『九星気学と干支からみた2019年の大予測』を発売します。その中でまた来年の日経平均の見通しについてズバリと明記するわけですが、今年の相場を見ていても非常に難しい局面であることがお分かりいただけると思います。

今年は九星気学では九紫火星の九年に一度の火の年であり、戦争というキーワードが最もクローズアップされるわけですが、まさしく米中貿易戦争から始まり、今や米中は東西冷戦以来の二大超大国による冷戦状態に入ってきました。

今年火がついた流れが来年に結びついて行くわけで、是非『2019年の大予測』をしっかりお読みいただきたいと思います。

引き続き早見の投資作戦の中心はしっかり強さを保っている小型株です。

※このコラムは毎週水曜発行の会員向けレポートから抜粋・追記したものになります。

セミナーのお知らせ
セミナーの様子
☓ バナーを閉じる

有料情報「早見雄二郎の特ダネ株式ニュース」 お電話または、インターネットで早見独自の株式投資情報が手に入る有料サービス

電話有料情報(情報料300円)インターネット有料情報(情報料300円)はこちら